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アウトドアだからこそ対話が深まる。 新ビジョンに向き合う全社イベント。

サントリーウエルネス株式会社様

アウトドアだからこそ対話が深まる。 新ビジョンに向き合う全社イベント。

COMPANY INFORMATION

サントリーウエルネス株式会社 icon_link

東京都港区台場二丁目3番3号

ヘルスケアやスキンケア領域の事業を展開し、人々のウエルネスライフをサポートするサントリーウエルネス様。

今回、新たに策定したビジョンの社内浸透を目的に、CAMPING OFFICE IBARAKI・SHIZUにおいて約230名が参加する全社規模でのアウトドアイベントを開催しました。


当日は激しい雨が降る中、スノーピークビジネスソリューションズが全力サポート。タープの下で対話を重ねた社員の皆さんは、新ビジョンのもと次の一歩を踏み出しています。

 

お客様:サントリーウエルネス株式会社

    経営企画本部 濱岡優里様、杉田幸平様

 

(担当:スノーピークビジネスソリューションズHRS事業部 古川草馬、大塚美樹)

お客様のウエルネスライフに伴走できる企業を目指して

お客様のウエルネスライフに伴走できる企業を目指して

---サントリーウエルネス様の事業概要を教えてください。

 

弊社は健康食品や、化粧品・美容商品を通信販売にてお客様にお届けしています。 社名に「ウエルネス」という言葉が含まれているのは、単に「健康な状態」というだけではなく、お客様に「心も身体も健やかで美しく、人間の最も輝いた状態」であってほしいという想いが込められています。

 
私たちは、セサミンシリーズをはじめ、長年の研究に裏付けされた確かな健康食品を提供してまいりました。また、スキンケア製品も展開し、最近は男性用スキンケアブランド「VARON(ヴァロン)」を手掛け、好評を頂いています。

 

今後は製品だけではなく、サービスも併せてご利用いただくことでお客様のウエルネスライフをいっそうサポートしたいと考えています。具体的には、オンラインフィットネスや健康習慣の記録ができる健康促進アプリ「Comado(コマド)」を今後の本ローンチに向けてテスト的に展開中。モノ+サービスを提供する会社として、より多くのお客様のウエルネスライフに伴走する企業を目指してチャレンジを始めています
 

対話を通してビジョンを理解し、関係性の質を高める
対話を通してビジョンを理解し、関係性の質を高める_2

対話を通してビジョンを理解し、関係性の質を高める

---全社でのアウトドアイベントを開催された経緯をお聞かせください。

 

弊社では会社が新たな成長フェーズに踏み出すにあたり、1年をかけてミッション『ひとりひとりの「生きる」を輝かせる~体と肌と心のつながりを通じて~』を核とする新たなビジョンを策定しました。

同時に、社員の日々の行動基準となる6つのサントリーウエルネスWayも定めています。これらを形だけのものにするのではなく、社員がしっかり向き合う場を設けたいと考えたのが、イベント企画のきっかけです。

 

弊社では、互いの違いを理解するコミュニケーションとして「対話」を大切にしています。今回は、まさに真剣な対話が求められる節目。その舞台にふさわしいのは、ふだんの業務から物理的に離れ、インターネットからも遮断された非日常のアウトドアではないかと考えたんです。新事業の展開によりバックグラウンドの異なる新しい仲間が増えたこともあり、関係性の質を高める必要もありました。

 

これまでも屋内やオンラインでの全社イベントはありましたが、今回はリアルでという想いが強かったですね。みんなで同じごはんを食べ、焚火を囲み、ビジョンについて語り合ったという原体験は、今後、絶対に生きてくる。大自然の中でならより心を開いて対話ができ、より心に刻まれるはず、という確信もありました。


実はイベント参加は必須ではありませんが、今回はオンラインも含め参加した社員は9割以上。これだけの規模で社員が一堂に集まるのは初めてで、社員も重要な機会だと感じてくれたのでしょう。

どんな天候にも対応できる安全な施設と万全のサポート
どんな天候にも対応できる安全な施設と万全のサポート_2

どんな天候にも対応できる安全な施設と万全のサポート

---弊社のサービスを採用いただいた決め手はどこにあったのでしょう?

 

サントリーは天然水の事業でスノーピークさんとのおつきあいがあり、新潟のHEADQUARTERSで大規模イベントの実績もお持ちでしたので、スノーピークビジネスソリューションズ(以下、SPBS)さんにお声がけしたんです。事前に企画を担う事務局のメンバーがアウトドア会議を体験させていただき、ぜひお願いしたいということになりました。ただ、心配だったのが天候です。もし当日、雨天になったらどうするのか。

 

そこでご提案いただいたのが、コンベンションホールを併設した「CAMPING OFFICE IBARAKI・SHIZU」での開催でした。悪天候でも全社員が集まれる大規模な屋内施設があり、状況に合わせてサポートいただけることが心強かったです。

 

また、遠方に住む社員をはじめそれぞれ事情があるため、帰りの時間も宿泊も一律では予定が組めませんでした。夕食前に帰宅する人、懇親会後に帰宅する人、キャンプ泊の人、ホテル泊の人と分かれたのですが、その点も工夫いただいたおかげで、今回、これだけの規模で社員が参加できたのだと思います。
 

雨には雨の良さがある、と感じた満足度の高いイベントに
雨には雨の良さがある、と感じた満足度の高いイベントに_2

雨には雨の良さがある、と感じた満足度の高いイベントに

---当日の様子を教えてください。アウトドアの効果は感じられましたか。

 

迎えた当日は、残念ながら激しい雨。ただSPBSさんのサポートにより、タープ下でオリエンテーションからランチ、ワークショップ、夕食、懇親会(焚火)、二次会まで順調に進めることができました。

 

思わぬ雨の効果を感じたのは、夕食後の懇親会です。雨だったのでタープ下で焚火をたいてもらったんですが、気がつけば、みんな焚火の周りに集まっている。知り合いでかたまることなく、ふだんは接点がない者同士が楽しそうに語り合う姿を見て、かえって雨で良かったのではないか、雨には雨の良さがあるのだと気がつきました。

 

ランチタイムのキッチンカーやおしゃれなフード、夕食前に帰る社員へのお弁当、快適なキャンプ泊など、プロならではの行き届いた演出にも気分が盛り上がり、社員は存分にアウトドアの解放感を味わえたのではないでしょうか。何より広大な緑を背景に、スノーピークのタープがズラリと並ぶ風景は圧巻で、弊社もブランドの価値を大切にする企業ですので、その世界観に感動を覚えました。

 

イベント後、8割近くの参加者が来年もアウトドアでの対話を実施したいと答えてくれたのですが、やはりプロのギアを使ってプロのスタッフが、これだけの環境をつくってくれた!という実感が、満足度の高さにつながっていると思います。

対話を重ねて互いを理解し、個人の目標も明確に

対話を重ねて互いを理解し、個人の目標も明確に

---イベントの手応えや皆さんの感想について教えてください。

 

イベントの中で最大の目的としていた対話型のワークショップは、所属の異なるメンバーを組み合わせ、4人1組、57チームで行いました。初めて話す人もいるので互いに顔と名前を一致させながら、最初はアイスブレイクとして自己開示を。さらに対話を重ねながらサントリーウエルネスWayの浸透を図り、自分はどう実践するのか、個人の「マイトライ」を明確にしました。

 

ふだんも社内で対話の機会を設けていますが、今回は「外だったからこそ、仲間との距離がより近くなった」「より短い時間で打ち解けることができた」という声があり、今回の対話を97%の社員が有意義だったと答えてくれました。また、「職場から離れることで、より内容や対話に没頭できた」「対話が今まで以上に盛り上がった」という感想も多かったです。

 

事務局としては、事前に社員の皆さんに現状の自己評価などをしてもらった上で、当日の対話に臨んでもらおうと準備を重ねてきたわけですが、そこに自然環境やおいしい食事、焚火などの要素が融合したことも、相乗効果をもたらしたのでしょう。

 

イベント後は、よりビジョン遂行への熱意が高まり、サントリーウエルネスWayへの理解が深まったという社員が95%以上という結果に。みんな同じ方向を向いて頑張っているんだ、と社員同士の相互理解が進んだことも本当に良かったです。

全社員がビジョンを意識して行動できる企業へ
全社員がビジョンを意識して行動できる企業へ_2

全社員がビジョンを意識して行動できる企業へ

---今後の展望をお聞かせください。

 

今回のアウトドアイベントはスタート地点であって、重要なのは今後のアクションにつなげられるかどうかです。現在は各部署でワークショップでの個人の「マイトライ」を共有し互いにレベルアップを図ると同時に、対話を重ねながら部署でのトライを設定しようとしています。次の振り返りの機会にアウトドアイベントの成果がどのくらい出ているのか、楽しみにしています。

 

やはり、社員がビジョンを意識できるかできないかが、非常に重要だと思うんです。ビジョンが意識できれば一人ひとりが輝いて働くことができ、それが積み重なることで、お客様に提供する製品やサービスにも磨きがかかり、より良い会社になっていく。今回は、そこに気づいてもらうきっかけになりました。今後も個人の目標と会社のビジョンを接続させる仕掛けをつくっていきたいと思います。

 

また、これを機に、そうしたカルチャーを組織として醸成するために、役職や部署を越えて人と人がつながる機会をつくり、みんなで前進していける取り組みを実施したいと思っています。
 

---サントリーウエルネス様、取材のご協力ありがとうございました!

 

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