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活力が生まれ、距離感も変わる。
オフィスの未来へ提案すべき価値がある

株式会社ニシヤマ様

活力が生まれ、距離感も変わる。
オフィスの未来へ提案すべき価値がある

COMPANY INFORMATION

株式会社ニシヤマ icon_link

東京都大田区大森北4-11-11

株式会社ニシヤマ様は、創業107年を超える工業用品の老舗商社。

お客様へのキャンピングオフィス提案をきっかけに、自社の本社食堂を

「camp cafe」へリノベーションし、大阪支店と名古屋支店にも同様の空間をつくりました。

今はスノーピークビジネスソリューションズの販売パートナーとしても活動を開始されています。老舗商社がキャンピングオフィスのどこに魅力と可能性を感じたのか、伺いました。

 

お客様:株式会社ニシヤマ

代表取締役社長       西山 正晃 様

総務グループ マネージャー 大山 篤 様

建設機器グループ      森 康明 様

 

(担当:スノーピークビジネスソリューションズ HRS事業部 大塚美樹)

「お客様の最適」を求めて、幅広い分野の製品を提案

「お客様の最適」を求めて、幅広い分野の製品を提案

---ニシヤマさんの事業概要を教えてください。

 

弊社は工業用品を専門とする技術開発型の商社で、エネルギーシステム、産業機器システム、鉄道車両システム、電子制御システム、国際の5事業部が、各分野のお客様に多種多様な製品・サービスを供給しています。

 

一例を挙げると、新幹線の前面窓ガラス、鉄道車両のドア周りのゴム製品などは、皆さんもご覧になったことがあるのではないでしょうか。他に家庭用ガスメーターの部品、半導体製造に使用する計測器、水中ロボット、通信機器など、今や出発点であるゴム・プラスチック製品以外にも取り扱い製品の幅は大きく広がっています。これも「お客様の最適をお届けします」をモットーに、ものづくりを続けた結果だと考えています。

 

弊社の歴史は100年を超えますが、「世の中にないものでもお客様のニーズがあるなら作ろう」というスタンスで、常に新しいことに挑戦する社風です。新しいプロジェクトに取り組みたいという社員がいれば、その提案を柔軟に受け入れる風土があり、今回のキャンピングオフィス導入もその一環と言えます。

スペースの有効活用やBCP対策などへの最適解と確信

スペースの有効活用やBCP対策などへの最適解と確信

---「camp cafe」の誕生に至った経緯を教えてください。

 

実はキャンピングオフィスの導入は、弊社導入の前にお客様に採用いただいたのが始まりでした。ある日、お客様との商談の中でオフィス改善の話が出て、「そうだ!」とひらめいたのが、スノーピークビジネスソリューションズ(SPBS)さんのキャンピングオフィス。元々、担当がキャンプ好きで情報を知っていたため、お客様に説明したところ興味を持っていただけました。社内でも面白いチャレンジということで新たな事業として進めることになったんです。

 

この提案をきっかけに、思い浮かんだのが弊社の社員食堂の改善です。本社の食堂は広いのですが薄暗くて利用率もあまり高くはなく、昼食時以外は使われていませんでした。その頃、新型コロナ対策として弊社でもWEB会議が増えて、社員同士で限られた会議室の取り合いになっている状況がありました。それならば食堂のスペースを有効活用できないか、と考えたわけです。

 

ちょうど管理本部でもオフィス改革が課題となっていました。本社は建設から20年以上が経ち、社員が増えるたびに軽微なリニューアルで対応してきましたが、限界もある。そんな時に建設機器グループからキャンピングオフィスの説明を聞き、課題解決につながると感じました。

 

災害への備えという面でも可変性のあるキャンピングオフィスには魅力があります。南海トラフ地震や首都直下地震の発生の確率が30年以内に約70~80%と言われる中、BCP対策の一環として準備しておくべきでは、と考えたのです。可搬性が高く、タフなキャンプギアを活用するのも一つの手だと思いました。こうした提案に会長・社長も「やるなら徹底的にやろう」と賛同したことで実現できたのです。そこで、キャンプギアを導入するだけでなく、空間全体のリノベーションも行うことになりました。

開放的でリラックスできる、アウトドアカフェのような空間を

開放的でリラックスできる、アウトドアカフェのような空間を

---リノベーションでは、どんな空間を目指しましたか?

 

何よりも大切にしたかったのは、社員がリラックスできる空間であるということです。当然ですが業務のフロアは緊張感があるので、ここではカフェで過ごすように寛いでほしいと考えました。室内にいながら外にいるような感覚を味わえる空間が作れたらと、植栽をふんだんに取り入れてアウトドアの開放感を演出し、色数は抑えて落ち着きのある雰囲気に。親しみをもって使ってもらえるよう「camp cafe」と名づけました。

 

キャンプギアは焚火台やジカロテーブル、FDチェア、ワンアクションテーブルなどを入れていますが、ポイントとは何と言ってもカフェの中心に置いた焚火台です。やはり会議室では上長が部下に「最近どう?」と声をかけても、「大丈夫です」と遠慮して本音を引き出すのは難しいもの。焚火台はイミテーションですが火が燃えているように見えて、キャンプのように焚火を囲みながらリラックスして話ができる環境が作れるのではないかと考えたんです。その後の社員の変化を見ると、狙い通りの効果が出ています。

利用率が改善し、コミュニケーションや採用活動にも好影響が
利用率が改善し、コミュニケーションや採用活動にも好影響が_2

利用率が改善し、コミュニケーションや採用活動にも好影響が

---リノベーション後の効果を教えてください。

 

「camp cafe」へのリノベーション後、カフェの利用率は各段に上がりました。これまでランチタイムでも満席になることはあまりなかったのですが、今は毎日ほぼ満席に。食数も一日あたり30%程度増えました。利用時間帯の変化は明らかで、朝9時から仕事をしたり、ミーティングやお客様との打ち合わせに利用したりと、朝から晩まで多くの社員がいろいろな使い方をしています。

 

採用活動の一環として職場見学の際は学生さんを「camp cafe」にも案内しているんですが、人事担当者によると学生の皆さんがとても感激してくれるようで、会社のイメージアップにもつながっています。「入社前から利用するのを楽しみにしていました!」と話す新入社員もいるほどです(笑)。

 

何よりコロナ禍で沈んでいた空気が一新され、笑顔で食事を楽しむ若い社員たちの姿が見られるようになりました。上司や部下、社員同士の距離感も近くなったようで、複数の若手社員が会長・社長が食事をしていると、「カフェをつくってくれてありがとうございます」とお礼を言いに来たそうなんです。これは嬉しいですよね、社員みんなの喜びがトップにとっては何よりの喜びですから。社員の方からトップや上司の近くに座って食事をとったり、話しかけたりする様子も見られて、社内のコミュニケーションや活力向上を実感しています。

大好評の声を得て、大阪・名古屋にもスピード展開
大好評の声を得て、大阪・名古屋にもスピード展開_2

大好評の声を得て、大阪・名古屋にもスピード展開

---カフェを使用している皆さんの反応はいかがですか?

 

嬉しい声が続々と寄せられています。その一部を紹介すると、

「緑のある明るく開放的な空間で、昼休憩の時間にリフレッシュできます。面談などで利用することもありますが、キャンプカフェは会議室よりもアットホームなので、リラックスしてオープンなコミュニケーションが取れています

 

「会話を楽しみながら食事ができる場として、毎日利用しています。来社されたお客様は、まず焚火があることに驚かれ、そこから和んだ雰囲気になって会議に入られているようですお洒落なテイストと開放的な雰囲気が魅力的ですよね」

 

このように本社の社員から大好評を得たことで、次なる展開も起きました。「camp cafe」の写真を社内の掲示板で紹介したり、支店の社員が本社出張後に話したりしたことで、ぜひ支店にもという声が多数あがってきたんです。もちろん予算のかかることですがトップも効果を実感しているため、「社員のみなさんが喜ぶなら」と大阪支店・名古屋支店にも「camp cafe」が誕生することに。スピーディな展開でしたが、それだけの価値があるとの決断でした。

オフィスとキャンプギアの相性は抜群、大きなチャンスがある
オフィスとキャンプギアの相性は抜群、大きなチャンスがある_2

オフィスとキャンプギアの相性は抜群、大きなチャンスがある

---キャンピングオフィスの販売パートナーになる決断をされた理由を教えてください。

 

実は「camp cafe」をつくる際にショールームとしても活用し、弊社の取引先へも広くキャンピングオフィスが展開できれば、とビジネス面での可能性も考えていたんです。実際に導入後、さまざまな相乗効果を体感し、チャンスは大いにあると判断しました。

 

オフィスは人の異動や会議の形によって、頻繁にレイアウト変更が必要になる空間です。それを考えれば、可変性に優れたキャンプギアは非常に使いやすい。しかも、災害が頻発している昨今、BCP対策は必須です。もし災害が起きれば、安全が確保されていないオフィスに災害対策本部を置くことはできません。

しかし、外でも仕事ができる環境さえあれば、対策の第一歩をいち早く踏み出すことができる。いつでも持ち出せるキャンプチェアやテーブルは最適ではないかと思うんです。最初にご提案したお客様もその点に非常に共感され、採用いただきました。

 

弊社の取引先は2,000社ほどですが、まだキャンピングオフィスに触れたことがない多くのお客様にも魅力を知っていただきたいと思っています。そこで弊社の「camp cafe」を活用しながら、我々が販売パートナーとしてお手伝いすることで、その価値を広く知らせていきたいと考えています。

社員のエンゲージメントを向上させ、提案活動も本格化したい

社員のエンゲージメントを向上させ、提案活動も本格化したい

---今後の展望についてお聞かせください。

 

「camp cafe」の利用シーンを、さらに広げたいと思っています。設置したプロジェクターなどを使ってスポーツ観戦をしたり、夜はバーとして活用したりと、仕事以外でも社員の一体感を高めるシーンに活用していきたいですね。

 

また、本社のテラスやエントランスのリニューアルも検討しています。テラスは富士山が見える気持ちの良い場所ですが、今は活用ができていません。社内のコミュニケーションを深めるために社員が集まってお酒が飲めるような環境にできないか、と構想をふくらませているところです。

 

販売パートナーとしては、いよいよ活動を本格化させます。キャンピングオフィスの提案が、工業用品の打ち合わせでは会う機会のなかった部署の方々とお会いするきっかけになるのでは、と非常に期待しています。まずは広くコンセプト知っていただき、個々のお客様にとっての最適を探り、SPBSさんと一緒により良いキャンピングオフィスへ昇華させていけたらと願っています。

 

 

---ニシヤマ様、取材のご協力ありがとうございました!

 

>>オフィス空間デザインについて詳しくはこちら

スノーピークビジネスソリューションズ担当者のコメント

大塚美樹
HRS事業部

大塚美樹

販売パートナーとして一緒に活動しているニシヤマ様ですが、ユーザーとしてキャンピングオフィスを導入いただき、その価値を自らご体感いただけたことは大変嬉しいです。
「camp cafe」は昼食時の利用だけでなく、会議や来客時の対応など、さまざまなシーンでご活用いただけるよう、テーブルやチェアの向きの変更、移動がしやすいレイアウトを一緒に創ってまいりました。「camp cafe」が、キャンピングオフィスの価値を多くの方に知っていただくためのきっかけとなるよう、我々も尽力いたします。

大塚美樹
HRS事業部 大塚美樹

販売パートナーとして一緒に活動しているニシヤマ様ですが、ユーザーとしてキャンピングオフィスを導入いただき、その価値を自らご体感いただけたことは大変嬉しいです。
「camp cafe」は昼食時の利用だけでなく、会議や来客時の対応など、さまざまなシーンでご活用いただけるよう、テーブルやチェアの向きの変更、移動がしやすいレイアウトを一緒に創ってまいりました。「camp cafe」が、キャンピングオフィスの価値を多くの方に知っていただくためのきっかけとなるよう、我々も尽力いたします。

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