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非日常の場でビジョンと向き合う、3年連続で選ばれる理由

サントリーウエルネス株式会社様

非日常の場でビジョンと向き合う、3年連続で選ばれる理由

COMPANY INFORMATION

サントリーウエルネス株式会社 icon_link

東京都港区台場二丁目3番3号

ヘルスケアやスキンケア領域の事業を展開し、人々のウエルネスライフを支える

サントリーウエルネス株式会社様。

2021年に新たなビジョンを策定し、その浸透を目的にアウトドアイベントを初めて開催しました。

 

そして今、3年連続でスノーピークビジネスソリューションズ(以下、SPBS)のアウトドアを活用した全社イベントを選び続けています。

 

なぜ継続してアウトドアを選び、どのような変化を生み出してきたのか、その背景と成果を伺いました。

 

お客様:サントリーウエルネス株式会社

    経営企画本部 杉田幸平様、濱岡優里様

 

(担当:スノーピークビジネスソリューションズHRS事業部 古川草馬、大塚美樹)

ウエルネスを世界へ、事業とビジョンの広がり

ウエルネスを世界へ、事業とビジョンの広がり

---サントリーウエルネス様の事業概要を教えてください。

 

弊社は健康食品やスキンケア製品を中心に、通信販売やサービスを通じてお客様のウエルネスライフを支えています。

社名に込めた「ウエルネス」は、単なる健康ではなく「心も身体も健やかで美しく、人間の最も輝いた状態」を意味します。長年の研究に裏付けされた「セサミンEX」をはじめとする健康食品や、男性用スキンケアブランド「VARON」などを展開。さらに、健康促進アプリ「Comado」やサントリーウエルネスクラブなど、モノ+サービスでお客様に伴走する取り組みを強化しています。

 

海外展開も加速しており、タイ・台湾・シンガポールに拠点を設け、アメリカでは「VARON」を「KIZEN」として展開。グローバルでの存在感を高めながら、私たちサントリーウエルネスのミッション「ひとりひとりの生きるを輝かせる~体と肌と心のつながりを通じて~」の実現を目指しています。

理念浸透の鍵は継続、アウトドアを選び続ける理由
理念浸透の鍵は継続、アウトドアを選び続ける理由_2

理念浸透の鍵は継続、アウトドアを選び続ける理由

---初回開催の背景と、継続の理由を教えてください。

 

2021年、ビジネス変革と中途採用の増加により、組織は大きな転換期を迎えました。新ビジョンと6つの行動指針「サントリーウエルネスWay」を策定し、社員が理念を自分事化する場が必要に。そこで選んだのが、非日常のアウトドア空間でした。

 

「普段の業務から離れ、心を開いて対話できる場こそ、ビジョンを深く刻む時間になる」──そう考え、初めてアウトドアイベントを開催。激しい雨の中、タープの下で焚火を囲みながら語り合った原体験は、社員に強い印象を残しました。イベント後、97%が「有意義だった」と回答し、8割近くが「来年もアウトドアでの対話を希望」。その声が継続の決め手となりました。

初回は場づくり、継続で文化づくり。進化する3年間

初回は場づくり、継続で文化づくり。進化する3年間

---継続する中で、どんな変化がありましたか?

 

初年度は「場をつくる」ことが目的でしたが、2年目以降は「質を高める仕掛け」へと進化しました。リピートすることで、単なるイベントから「文化を育む場」へと変わっています。

 

  • オペレーション改善:雨天時に備えたタープ設営や屋内スペース確保、遠方参加者への宿泊・交通手配など、負担を減らす工夫を毎年強化。食事演出ではキッチンカーやおしゃれなフードを導入し、快適性と楽しさを両立しました。

 

  • 対話の質向上:事前課題で「ビジョンを自分に引き寄せる」ための自己内省を実施。さらに、部署横断チーム編成により、普段接点のないメンバー同士が異なる視点を持ち寄り、新しい気づきを促進しました。

 

  • 信頼関係の深化毎年の振り返りを通じて改善点を見つけ、次回に活かす工夫を重ねてきました。単なるイベントではなく、自社の課題に合わせて内容を進化させることで、文化づくりの取り組みとして定着してきたと感じています。
焚火と語らいが生む、心の距離の変化
焚火と語らいが生む、心の距離の変化_2

焚火と語らいが生む、心の距離の変化

---今年のアウトドアイベントはどのように実施されましたか?

 

今年は約300名が参加し、リアル243名+オンラインで開催。事前には「ビジョンを自分に引き寄せる」ためのプログラムを実施し、当日は部署を超えた4人チームで対話を重ねました。非日常のアウトドア空間で焚火を囲み、同じ食事を楽しみながら語り合う時間は、社員同士の距離を縮め、理念を深く刻む場となりました。

 

さらに、アウトドアイベントは「打ち上げ花火」ではなく、年間を通じた取り組みの一部。事前課題や10月の全社対話、年末のアワードと連動し、理念を行動に結びつける仕掛けを継続しています。焚火やアウトドアならではの食事体験も社員の記憶に残り、「自然の中で語り合うことで、普段話せない本音が出た」という声も多く寄せられました。

数字が語る、理念が根づく瞬間

数字が語る、理念が根づく瞬間

---どのような成果が得られましたか?

 

  • ミッション共感度100%達成

 

  • トップ評価率22%→52%に向上

 

  • 社員の声:「非日常だからこそ深まった」「部署を超えた気づきがあった」「焚火を囲んで話すことで、心の距離が縮まった」

 

アンケートでは、対話の質が「非常に高まった」と回答した社員が過去最高を記録。さらに「この場があるから理念を自分事化できる」「次回も必ず参加したい」という声が多数。継続することで、理念浸透は一過性ではなくカルチャーとして定着し、社員のエンゲージメント向上にもつながっています。

掲げるだけでなく、共に歩み続ける未来へ

掲げるだけでなく、共に歩み続ける未来へ

---今後の展望をお聞かせください。

 

「掲げるだけでなく、向き合い続ける」その考えのもと、非日常のアウトドアで育んだ文化を、日常の行動へとつなげる仕組みづくりが始まっています。今後は部署単位でのコミュニケーション強化や人事施策との連携を進め、より細やかなアクションへと落とし込む予定です。

 

SPBSとの協働で、より良い取り組みを続けながら、アウトドアを通じて組織の文化づくりを支えていきます毎年の改善と柔軟な対応力が、私たちが信頼して任せている理由です

---サントリーウエルネス様、取材のご協力ありがとうございました!

 

>>イベントコンサルティングについてはこちら

スノーピークビジネスソリューションズ担当者のコメント

古川 草馬
HRS事業部

古川 草馬

サントリーウエルネス様との取り組みでは、1年目・2年目・3年目と異なる課題を共に乗り越える中で、強い協働関係が築かれてきました。『何を誰と実現するのか』を見つめ直す機会となり、対話の質や組織のつながりが深まっていると感じます。今後も、その明確な目的に寄り添いながら、より価値ある空間づくりを共に探求し続けていければと思います。

古川 草馬
HRS事業部 古川 草馬

サントリーウエルネス様との取り組みでは、1年目・2年目・3年目と異なる課題を共に乗り越える中で、強い協働関係が築かれてきました。『何を誰と実現するのか』を見つめ直す機会となり、対話の質や組織のつながりが深まっていると感じます。今後も、その明確な目的に寄り添いながら、より価値ある空間づくりを共に探求し続けていければと思います。

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