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互いの気配を投影するビジョンで、支店と営業所が緩やかにつながる

清水建設株式会社 北陸支店様

互いの気配を投影するビジョンで、支店と営業所が緩やかにつながる

COMPANY INFORMATION

清水建設株式会社 icon_link

北陸支店|石川県金沢市玉川町5-15 新潟営業所|新潟県新潟市中央区八千代2-4-8

※インタラクティビジョンはConovaの旧名称です

 

大手ゼネコン・清水建設様。2021年に誕生した北陸支店新社屋の執務フロア中央に設置されたインタラクティビジョンは、北陸支店が管轄する新潟営業所とつながっています。
執務フロアに壁や太い柱をつくらず、働くみんなの顔が見える“ワンプレートオフィス”を実現している北陸支店にお邪魔し、インタラクティビジョンの活用について話を伺いました。

 

お客様:清水建設株式会社
北陸支店 西田隆一様(現在は他支店所属)、山瀬めぐみ様
新潟営業所 石川紀康様、伊庭真由美様
(担当:スノーピークビジネスソリューションズ WIS事業部 伴崇史)
 

古き良きもの、地域への貢献を大切にし、建設事業を展開

古き良きもの、地域への貢献を大切にし、建設事業を展開

ーーー清水建設様の事業内容について教えてください。

 

当社は建築・土木を生業にし、都市開発、技術開発、再生可能エネルギー事業などを広く展開しています。
同業他社にない特徴としては、木工の高い技術力を伝承する自社の木工場があり、神社仏閣など歴史的建造物の保全やバリューアップに長けているところでしょうか。北陸支店の新社屋には能登ヒバを耐火被覆として利用した格天井を採用するなど、随所にその技術を取り入れています。
また、47都道府県の全てに拠点があり、地域に根差した建設事業・まちづくりを大切にしています。

コロナ禍で失ったコミュニケーションを取り戻したい

コロナ禍で失ったコミュニケーションを取り戻したい

ーーーインタラクティビジョン導入の経緯を教えてください。

 

金沢にある北陸支店は北陸3県と新潟県を管轄しており、富山、福井、新潟にそれぞれ営業所があります。
北陸支店と新潟営業所は片道4時間ほどの距離にありますが、バスをチャーターして野球大会をしたり、それぞれの地域のお祭りに参加したりするなど、積極的に交流を図ってきました。しかし、コロナ禍で交流が薄れ、時間が経過していく中で顔を知らないメンバーが増え、少しずつ距離を感じるようになりました。
支店と営業所の一体感が生まれるような施策が何かあったらいいなと考えていたところ、新潟で開催された「Snow Peak LIFE EXPO 2021」に参加した新潟営業所のメンバーから、インタラクティビジョンを教えてもらい、「これだ!」と感じました。

支店と営業所がワンプレートでつながる、臨場感のある映像

支店と営業所がワンプレートでつながる、臨場感のある映像

ーーー導入の決め手は何だったのでしょうか?

 

私たちは会議など特定の目的ではなく、拠点同士がつながっているという感覚を大切にしたかったので、「離れたオフィスが、まるで隣にあるように」というインタラクティビジョンのコンセプトは共感するものがありました。
というのも、北陸支店の新社屋は「働くみんなの顔が見える“ワンプレートオフィス”」をテーマにしており、多彩なワークスペースが境界なく緩やかにつながる造りになっています。インタラクティビジョンはそんな新社屋のテーマにも通ずるものがあり、建物だけでなく、支店と営業所が組織としてもワンプレートになるための取り組みとしてふさわしいと感じました。

みんなが行き交う休憩スペースにインタラクティビジョンを設置

みんなが行き交う休憩スペースにインタラクティビジョンを設置

ーーーインタラクティビジョンを導入し、皆さんの反応はいかがでしょうか?

 

最初に設置したときは、みんな物珍しげに画面に近寄って様子を伺っていましたが、そのうち、この前を通るときには「おはよう」とか「お疲れさま」といった声をかけ合ったり、帰り際に「お先に」と手を振って退社したりする様子が見られるようになりました。
インタラクティビジョンは、北陸支店では執務フロアの中央にあるリチャージエリアと呼ばれるスペースに、新潟営業所でもテーブルとイスが設置された休憩スペースに設置しているので、休憩しがてらビジョン越しに雑談をしている姿もよく見かけます。
また時には、支店長がお客様に社屋を案内して回るとき、インタラクティビジョンの導入についてもPRしている様子を見ることがあります。つながっているオフィスを見て、お客様はみな驚きつつも「面白い」と高い関心を示して下さいます。

合同朝礼もフリートークも、お互いの顔を見ながら
合同朝礼もフリートークも、お互いの顔を見ながら_2

合同朝礼もフリートークも、お互いの顔を見ながら

ーーーほかに、インタラクティビジョンをどのように活用していますか?

 

導入の際、活用するためのきっかけをつくるといいとアドバイスをいただいたので、毎週月曜日の朝会や月に一度の朝礼などを画面越しに合同でやるようになりました。毎日のラジオ体操も一緒に行っています。
また、ノー残業デーの水曜日には、「帰りの会」というのがあって、北陸支店、新潟営業所からカエルのぬいぐるみが机に置かれて指名された2、3名が持ち回りでインタラクティビジョン前に集まって自己紹介や雑談をする会をしています。基本的にフリートークなので盛り上がるグループ、そうでもないグループなどさまざまですが(笑)、会話が続かない様子のときは、横から混ざって声をかけたりしながら、終業前の10分間をコミュニケーションの時間にあてています。

何気ないコミュニケーションの積み重ねがよい関係性を醸成していく

何気ないコミュニケーションの積み重ねがよい関係性を醸成していく

ーーー導入してよかったと感じるのはどんなことでしょうか?

 

会議や打ち合わせのときだけでなく常時つながっているので、一緒に仕事をしている感覚があり、新潟営業所が窓の向こうにあるように感じられることです。
例えば、メールや社内便のやりとりだと業務的に終わってしまいますが、「あの件、送っておいたよ」と、インタラクティビジョン越しに直接ひと声かけるだけでコミュニケーションを補完することができます。
「席にいたら、ちょっと声をかけておこう」というような、同じオフィスで働いているのと同じ感覚で何気ないコミュニケーションを気軽にとれるんです。そういったことの積み重ねが仕事のしやすさや居心地のよさをつくり、よい関係性を醸成していくんだろうと思います。
導入してまだ数ヶ月ですが、今もしインタラクティビジョンがなくなったらとても寂しいと思います。それぐらいあるのがあたり前という感覚になっています。コロナ禍で導入をしましたが、これから平時に戻ってもオフィスでのコミュニケーションを円滑にするための仕組みとして、積極的に活用していきたいと思っています。
 

ーーー清水建設株式会社北陸支店、新潟営業所の皆さま、取材のご協力ありがとうございました!

 

>>インタラクティビジョンについて詳しくはこちら

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