「自社サービスのキャッチコピーを考えておいて」
「○○について調べて、分析結果をWordにまとめて提出して」
――もし上司からこのような依頼がきたら、あなたはどう対応しますか?
自分の専門外の分野だったり、周囲に頼れる人がいなかったりする場合、「とりあえず検索してみよう」と思う方も多いのではないでしょうか。
私自身、なんとなく検索を始めた結果、時間ばかりかかって、結局成果が出なかったという経験があります。
こうした課題を解決するために、今注目されているのが生成AIの活用です。
なかでも、Microsoft 365 ユーザーであれば無料で使える「Copilot Chat」は、リサーチや資料作成の手間を大幅に減らしてくれる心強い味方です。
※本記事は2025年6月27日に公開された内容を、2026年1月に加筆・修正したものです。
そうすると、このように5つのアイデアを瞬時に返答してきます。
そのため、「なんとなく検索しただけで時間ばかりかかり、結局成果が出なかった……」という事態を避けることができます。
さらに、返ってきた回答に対して追加の質問をすることで、より正確で実用的なアウトプットに仕上げることも可能です。
そこで何より重要なのが、「Copilot Chat」を最大限に活用するためのプロンプト(入力文)の書き方です。
次の章では、効果的なプロンプト設計のポイントをご紹介します。
03.プロンプトにはお作法(書き方)があります
プロンプトとは、AIにしてほしいことを端的に伝える「指示文」のことです。
例えば先ほど、「自社サービスのキャッチコピーを5つ考えて」とCopilot Chatに依頼しました。これがプロンプトです。
すでにCopilot Chatなどの生成AIを使っている方の中には、こんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
・質問はしたけれど、思っていたのとは違う答えが返ってきた
・意図していた内容とズレた回答になってしまった
Microsoft社では、効果的なプロンプト作成のための4つのポイント、いわば“お作法”を提唱しています。
・目標(何を達成したいのか)
・コンテキスト(背景情報や状況)
・発生元(誰からの依頼か)
・期待(どのような出力を求めているか)
そこでお作法に沿って、「自社サービスのキャッチコピー」を作成するプロンプト例を工夫してみましょう。
<プロンプト例>
“あなたは、当社サービスのPR担当者です。商品コンセプトに沿って、顧客にポジティブな印象を与える短いキャッチコピーを5つ考えてください。キャッチコピーは、覚えやすく印象に残るものとし、前向きなメッセージを意識してください。”
04.まとめ
”試して知る”が最速の近道です!
Copilot ChatはMicrosoft 365 に無償で組み込まれており、今日から追加費用ゼロで“検索・要約・ドラフト作成”を対話形式で完結できます。
検索に費やしていた時間を企画立案や意思決定に回せるため、生産性は一気に跳ね上がります。
こうした効果を実務で再現する鍵は“目標・コンテキスト・発生元・期待”を押さえたプロンプト設計が重要です。
さらに有料版Copilotを使えば、社内の資料や会議メモをまとめて調べて、そのままWordやPowerPointに落とし込むことができます。
「無料版から有料版へ切り替える適切なタイミングはいつか」
「活用範囲を個人だけではなく社内に浸透させたい」
といった疑問や課題をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。