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出社率とオフィス環境に関する実態調査

【「自然」がオフィス環境の課題を解決!?】

オフィス環境課題、第1位「気持ちをリフレッシュしにくい」、第2位「オフィス内の温度を調整しにくい」

〜大企業の4割が、「キャンピングオフィス」に興味あり、キャンピングオフィスが注目される理由とは?〜

株式会社スノーピーク(代表取締役 社長執行役員:山井太、本社:新潟県三条市)の子会社である株式会社スノーピークビジネスソリューションズ(代表取締役社長:坂田 真也、本社:愛知県岡崎市)は、大企業(従業員数1,000名以上)の人事・総務担当者100名を対象に、出社率とオフィス環境に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

>>本調査のダウンロードはこちら

 

調査概要

  • 調査名称:出社率とオフィス環境に関する実態調査
  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間:2024年7月23日〜同年7月24日
  • 有効回答:大企業(従業員数1,000名以上)の人事・総務担当者100名

構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

 

利用条件≫

1 情報の出典元として「株式会社スノーピークビジネスソリューションズ」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URLhttps://snowpeak-bs.co.jp/solution/human/office-space/sale

 

 

■従業員が「週に5日以上」出社している大企業は、約7割に上る

「Q1.お勤め先企業における、現在の出社頻度を教えてください。」(n=100)と質問したところ、「週に5日以上」が69.0%、「週に4日」が9.0%、「週に3日」が8.0%という回答となりました。

・週に5日以上:69.0%

・週に4日:9.0%

・週に3日:8.0%

・週に2日:3.0%

・週に1日:2.0%

・週に1日未満(原則テレワーク):6.0%

・わからない/答えられない:3.0%

■3割が、コロナ禍と比較して「出社頻度が増加した」と回答

「Q2.あなたのお勤め先の出社頻度は、コロナ禍と比較して増加しましたか。」(n=100)と質問したところ、「増加した」が30.0%、「変化なし」が62.0%という回答となりました。

・増加した:30.0%

・変化なし:62.0%

・減少した:6.0%

・わからない/答えられない:2.0%

 

■半数から、オフィス回帰による出社頻度の増加に関して、「従業員からはポジティブな意見が多い」の声

Q2で「増加した」と回答した方に、「Q3.オフィス回帰による出社頻度の増加に関して、従業員からはどのような意見が多いですか。」(n=30)と質問したところ、「ポジティブな意見」が23.3%、「ややポジティブな意見」が26.7%という回答となりました。

・ポジティブな意見:23.3%

・ややポジティブな意見:26.7%

・ややネガティブな意見:23.3%

・ネガティブな意見:20.0%

・わからない/答えられない:6.7%

■オフィス環境における課題、「気持ちをリフレッシュしにくい」「オフィス内の温度を調整しにくい」など

「Q4.あなたが、オフィス環境において課題を感じている箇所があれば教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「気持ちをリフレッシュしにくい」が31.0%、「オフィス内の温度を調整しにくい」が27.0%、「プライバシーが確保されていない」が19.0%という回答となりました。

・気持ちをリフレッシュしにくい:31.0%

・オフィス内の温度を調整しにくい:27.0%

・プライバシーが確保されていない:19.0%

・周囲の音が気になりやすい:17.0%

・コミュニケーションが取りづらい:16.0%

・オフィスの雰囲気が暗い:12.0%

・オフィスデザインが働き方にあっていない:10.0%

・その他:2.0%

・特にない:34.0%

・わからない/答えられない:6.0%

■「スタッフの人員に対してオフィスが狭い。」や「事務室数が少なく、リフレッシュする空間がない。」などの理由も

Q4で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した課題を感じる背景として、具体的な理由があれば教えてください。(自由回答)」(n=60)と質問したところ、「スタッフの人員に対してオフィスが狭い。」や「事務室数が少なく、リフレッシュする空間がない。」など38の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

  • 45歳:スタッフの人員に対してオフィスが狭い。
  • 46歳:ミーティングルームが少ない。
  • 48歳:室温の調整が思うがままにできない。
  • 34歳:対面でのコミュニケーションが必要な業務だから。
  • 31歳:周りの声や、質問されるなどで集中できない。
  • 43歳:事務室数が少なく、リフレッシュする空間がない。
  • 52歳:フリーアドレスにした上で出社を原則としたので、出社率が高い日にはデスクが足りない!

■出社したくなるオフィス作りへの取り組み、「コミュニケーションがとれる場」「自宅にはない利便性」「自然を増やしたリラックスできる場」の提供など

「Q6.社員が出社したくなるオフィスを作るために、実施している取り組みがあれば教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「従業員同士でコミュニケーションがとれる場を設ける」が24.0%、「フリードリンクや軽食の提供など、自宅にない利便性を持たせる」が22.0%、「自然を増やしリラックスできる環境を整える」が18.0%という回答となりました。

・社員同士でコミュニケーションがとれる場を設ける:24.0%

・フリードリンクや軽食の提供など、自宅にない利便性を持たせる:22.0%

・自然を増やしリラックスできる環境を整える:18.0%

・社食サービスを導入する:14.0%

・フリーアドレスを取り入れ、用途に応じて場所を選択できるようにする:13.0%

・遊び心を加えた内装や空間にする:12.0%

・その他:0.0%

・特にない:41.0%

・わからない/答えられない:8.0%

■「ちゃんと休憩が取れる環境」や「少人数用の会議室を増やす」などの取り組みも

Q6で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、従業員の出社率を高めるためにオフィス環境において実施している取り組みがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=51)と質問したところ、「ちゃんと休憩が取れる環境」や「少人数用の会議室を増やす」など32の回答を得ることができました。

 

 

<自由回答・一部抜粋>

  • 44歳: ちゃんと休憩が取れる環境。
  • 40歳:リフレッシュコーナーにお菓子があり自由に食べれてコミュニケーションも取れる。
  • 48歳:少人数用の会議室を増やす。
  • 48歳:お菓子の持ち込みOK。
  • 34歳:定期的な社員のコミュニケーションがある。
  • 53歳:リラックス出来る空間。
  • 28歳:環境が整えば事務所で仕事をしやすくなる。事務処理をしてから営業が出かけるようになる。

■大企業の4割が、自然を感じながら働ける空間「キャンピングオフィス」に興味あり

「Q8.キャンプ用チェアやテーブル等を用いて、自然を感じながら働けるオフィス空間である「キャンピングオフィス」に興味がありますか。」(n=100)と質問したところ、「非常に興味がある」が11.0%、「やや興味がある」が29.0%という回答となりました。

・非常に興味がある:11.0%

・やや興味がある:29.0%

・あまり興味がない:20.0%

・全く興味がない:33.0%

・わからない/答えられない:7.0%

■「キャンピングオフィス」に興味がある理由、「自然に囲まれることでリフレッシュできる」「ストレスが軽減される」が上位

Q8で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q9.「キャンピングオフィス」に興味がある理由を教えてください。(複数回答)」(n=40)と質問したところ、「自然に囲まれることでリフレッシュできると思うから」が60.0%、「ストレスが軽減されると思うから」が57.5%という回答となりました。

・自然に囲まれることでリフレッシュできると思うから:60.0%

・ストレスが軽減されると思うから:57.5%

・仕事へのモチベーションが向上すると思うから:37.5%

・リラックスした空間がコミュニケーションを促進させると思うから:37.5%

・五感を刺激することで新しいアイデアが浮かびやすいと思うから:32.5%

・バイオフィリックデザイン(※)のため、生産性が上がると思うから:15.0%

・企業のイメージアップにつながると思うから:15.0%

・用途に合わせてレイアウトを変えやすく便利だと思うから:7.5%

・その他:2.5%

 ー56歳:自然が好きだから

・わからない/答えられない:0.0%

 

(※バイオフィリックデザインとは、人間中心に考えられるデザイン原理の中にバイオフィリア仮説を適用し、建築環境における自然のつながりを向上させるものです。精神的、肉体的な幸福を向上させるための手段として効果があると証明されており、建物や空間内での認知機能も向上されます。)

■約4割が、オフィスに自然とアウトドア用品を取り入れることで、「従業員のモチベーションが上がり、出社率が向上する」と期待

「Q10.オフィスに自然とアウトドア用品を取り入れることで、従業員のモチベーションが上がり、出社率が向上すると思いますか。」(n=100)と質問したところ、「非常にそう思う」が6.1%、「ややそう思う」が33.0%という回答となりました。

・非常にそう思う:6.1%

・ややそう思う:33.0%

・あまりそう思わない:21.0%

・全くそう思わない:29.0%

・わからない/答えられない:11.0%

■まとめ

今回は、大企業(従業員数1,000名以上)の人事・総務担当者100名を対象に、出社率とオフィス環境に関する実態調査を実施しました。

 

まず、従業員が「週に5日以上」出社している大企業は約7割に上り、3割では、コロナ禍と比較して出社頻度が増加していますが、そのうち半数が、オフィス回帰による出社頻度の増加に関して「社員からはポジティブな意見が多い」と回答しました。一方で、オフィス環境における課題としては、「気持ちをリフレッシュしにくい」(31.0%)、「オフィス内の温度を調整しにくい」(27.0%)などが挙がり、出社したくなるオフィスを作るため、「従業員同士でコミュニケーションがとれる場を設ける」(24.0%)といった取り組みが実施されています。また、大企業の4割が、自然を感じながら働ける空間「キャンピングオフィス」に興味を示しており、その理由としては、「自然に囲まれることでリフレッシュできると思うから」(60.0%)、「ストレスが軽減されると思うから」(57.5%)が上位になりました。さらに、オフィスに自然とアウトドア用品を取り入れることに関しては、約4割が、「従業員のモチベーションが上がり、出社率が向上する」と期待を寄せています。

 

今回の調査では、出社率の増加に伴うオフィス環境の課題が明らかになりました。コロナ禍を経てテレワークから出社へとシフトする中、リフレッシュできる環境やコミュニケーションをとりやすい場が重視されています。従業員のストレス軽減やモチベーション向上を図る有効な手段として、自然を取り入れた「キャンピングオフィス」への注目は今後ますます高まるでしょう。

 

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