スノーピークビジネスソリューションズ代表の坂田です。
このコラムでは、私たちの会社が大切にしている価値観や目指す未来について、みなさまにお伝えしていきたいと考えています。
読んでくださった方にとって、新たな「気づき」となり、日々の暮らしや働き方がよりイキイキとワクワクするものになれば幸いです。
スノーピークビジネスソリューションズ代表の坂田です。
このコラムでは、私たちの会社が大切にしている価値観や目指す未来について、みなさまにお伝えしていきたいと考えています。
読んでくださった方にとって、新たな「気づき」となり、日々の暮らしや働き方がよりイキイキとワクワクするものになれば幸いです。
事業を計画していると、つい「未来の正解」を探そうとしてしまうこともあるかと思います。
市場動向や競争環境、時代の潮流を読み、最適な戦略を描こうとする──これは経営者にとって当然の視点だと思います。
ただ、未来は必ずしも過去の延長線上にあるわけではありません。
未来を創るうえで大切なのは、あえて「これまでの歩みを振り返り、原点に帰ること」。
そこから、次第に自分たちで描いていく未来のイメージが見えてくると思います。
マーケティングコンサルタントのサイモン・シネック氏が提唱した「ゴールデンサークル」は、まさにその視点を示しています。(参考文献【1】)
What(何をするか)よりも、How(どのように)よりも、Why(なぜそれをやるのか)が中心にあるべきだという考え方です。
現実を見ると、意外にも多くの企業でミッションやビジョン、バリューが明文化されていなかったり、社内で共有されていなかったりするケースも少なくありません。
言語化されていなくても事業は進みますが、原点となる想いや価値観が曖昧なままでは、変化の大きな時代に舵取りが難しくなると感じます。
ミッションはその会社の存在理由そのものであり、簡単に変えるものではありません。
一方で、ビジョンやバリューは時代のニーズや環境変化、組織の成長に合わせて更新されていくものだと思います。
社会や環境の変化に応じて、会社の姿勢や解釈が変適切にアップデートされていくのは自然なことだと思います。
経営において最も大事なのは、経営者だけが原点を理解していることではありません。
組織全体でその原点を共有できているかどうかだと思います。
「なぜこの会社をつくったのか」
「どんな社会を実現したいのか」
「なぜ自分はこの会社に入ったのか」
こういった原点を社員同士で丁寧にすり合わせる時間は、会社の未来を描く際の戦略や制度を考える前に必要となる“土台”です。
特に「自分がなぜこの会社で働くのか」を思い起こすことは、社員にとって強い動機付けになります。
会社の原点と、個人の原点が重なったとき、チームは想像以上の力を発揮していきます。
ただ、原点について話し合う機会を日常的に設けている企業は多くありません。
また、そうした場をつくっても、役職や立場が影響して本音が出せないこともあると思います。
その意味で、肩書を外し、フラットに語り合える環境を意図的に設けることはとても重要です。
スノーピークビジネスソリューションズのキャンピングオフィスとしてデザインされたオフィス空間は、まさにそのための場づくりを目指しています。
焚火のまわりで対話するような空気感をオフィスに再現し、いつもの業務とは違う“低い視線の高さ”でコミュニケーションが生まれやすくなるよう設計しています。
こうした空間でワークショップを行うと、普段同じオフィスで働いていても、まったく違う対話が生まれてきます。
場の力が人の心を開き、未来を一緒に描くモードへと導いてくれると感じます。
未来は「予測」だけで創るものではありません。
意図を持って創り出していくものだと思います。そして、その出発点は私たちが忘れがちな“原点”にあります。
「自分たちは何者なのか」
「なぜ存在しているのか」
この問いに立ち返ることが、未来を描くための最も強い指針になるのではないかと思います。
もし、自社の原点を見つめ直し、未来を仲間と一緒に描くワークショップをご検討されているなら、ぜひお気軽にご相談ください。
私たちは、自然の力やコミュニケーションが活性化するオフィスデザインを活かした“対話が生まれる場”づくりを通じて、企業のみなさまの挑戦を支援していきたいと思います。
【1】Sinek, S. (2009). Start with Why: How Great Leaders Inspire Everyone to Take Action. Portfolio (Penguin Group).