スノーピークビジネスソリューションズの前身であるハーティスシステムアンドコンサルティング時代に取り組んだのは、社内コミュニティプラットフォームの構築です。スノーピークは、以前よりSNS活用やコミュニティ運営など、ユーザーとの接点としてデジタルを使いこなす風土がありましたが、社内のコミュニケーション基盤の整備は手つかずになっている部分がありました。
課題として見えていたのは、社内のコミュニケーションツールが多岐にわたり煩雑になっていること、急速な事業拡大と人員増加により、店舗スタッフや内勤など社員の属性や所在地が多様になっていること、そして、自社の存在意義を全社員で共有し、同じ方向を向くことを大切にしているスノーピークにとって、コミュニケーションの円滑化は何より重要であるということです。
検討の結果、各アプリケーションがシームレスにつながるMicrosoft365を社内コミュニケーションのプラットフォームとして取り入れました。また、私たちが開発したコミュニケーションツール「Conova®」を各社屋に導入し、異なる拠点にいる社員同士がリアルタイムでつながる環境を整えました。これらにより、衣食住働遊、地方創生という各事業ドメインで業務効率がアップし、コミュニケーションの量と質の向上が見られるようになりました。