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「自分をひらく」ことの楽しさを 豊かな自然を通して体感する

三井物産株式会社様

「自分をひらく」ことの楽しさを 豊かな自然を通して体感する

COMPANY INFORMATION

三井物産株式会社 icon_link

東京都千代田区大手町一丁目2番1号

全世界に広がる営業拠点とネットワーク、情報力などを生かし、多面的に事業を展開する三井物産様。16ある事業本部のうち、プロジェクト本部では「人々のより良い暮らしづくりに貢献するインフラ・プロジェクト」をグローバルに事業展開しています。

同部門では2023年度新卒入社の社員を迎え入れるにあたり、CAMPING OFFICE HAYAMA(神奈川・葉山)でアウトドア研修を行いました。それぞれの新人のOJTにおける教育係(MMリーダー)も参加。オフィスを飛び出し、自然の中で、対面でじっくり言葉を交わすことにより、思ってもみないつながりや広がりが生まれたようです。

 

お客様:三井物産株式会社
プロジェクト本部 人事総務室 室長 阪井大雪様、本多恵久実様
(担当:スノーピークビジネスソリューションズ HRS事業部 大塚美樹)

国内外に拠点を置き、多彩なインフラ・プロジェクトを展開

国内外に拠点を置き、多彩なインフラ・プロジェクトを展開

---三井物産(プロジェクト本部)さんの事業概要を教えてください。


総合商社である三井物産の中で、発電所やガス関連基地、石油生産設備、港湾ターミナル、デジタルといったさまざまな社会インフラ・プロジェクトに携わるのがプロジェクト本部です。
 

「世界中の人々の豊かな未来をインフラからつくる」をミッションに掲げ、世界各地で事業投資を推進、初期開発から建設、運営、操業を行っています。プロジェクト本部に属する社員は、本店と世界各国の現地店を併せて500人ほど、グローバル関連企業を含めると1700人になります。
 

新しい環境で、どのように関係性を築いていくのか

新しい環境で、どのように関係性を築いていくのか

---どのような経緯から、新入社員向けにアウトドア研修を実施することになったのですか?

 

コロナ禍で社会が大きく様変わりし、当社としても今後どういう形でチームビルディングができるかを模索していました。そんな中で以前より一部の部署で実施し好評だったスノーピークビジネスソリューションズ(以下、SPBS)さんのアウトドア研修を本部全体の研修である新人研修で導入することに。これまでの座学中心の研修を取止め、ゼロからのプログラムの見直しが必要でしたが、思い切って決行。結果、想定以上の研修効果が生まれ、メンバー同士の関係性がより一気に深まったんです。

 

入社間もない段階では全社研修、個別行事や会食なども多く、教育係であるMMリーダーと新人の間で直接的なコミュニケーションを行う時間をじっくり取れない中、オフィスを離れてみんなで自然の中でテントを設営する、焚火を囲むという体験は、非日常的でありとても貴重な時間にもなります。そんなシーンで自己開示することは、参加者にとって心理的安全性が保ちやすかったのでしょう。混沌とする今の時代の若手人材にフィットする方法の一つだと感じました。

 

安心して何でも話せる関係性を築くというのは、どんなプロジェクトを展開する上でも欠かせないものです。特に私たちが手がけるインフラ事業は多くのステークホルダーとのコミュニケーションや日々の業務対応に加え、社会貢献性や脱炭素やSDGsの視点など、未来を見据えた柔軟な発想が常に求められます。また対峙するビジネス課題に対して、チームでの対話を通じ、より良いアイデアを生み出していく必要があります。そのような関係性を築くためには、「相互信頼」は欠かせません。

 

特に今年度の新入社員は、大学生時代の大半をコロナ禍で過ごしたという世代です。そんな彼らとともに同じ空間で同じ時間を過ごし、何でも話せる関係性を今後築いていく出発点にしたいと考え、1泊2日での今回の研修を実施することに決めました。

自然の中で体を動かし、対話する
自然の中で体を動かし、対話する_2

自然の中で体を動かし、対話する

---研修で目標に掲げたことは何ですか? また、具体的にどんなことに取り組みましたか?

 

研修には新入社員11人に加えて、OJTにおけるMMリーダー10人も参加しました。今回のテーマは「タテヨコナナメの絆を育む」。例えば新入社員だと、ヨコは同期、タテはMMリーダー、ナナメは同期のMMリーダーといった関係性ですね。タテヨコナナメの絆を深めることを徹底して意識して、チームビルディング強化を目指しました。

 

当日は本店のある大手町からバスで移動。敢えてバス移動とすることで移動時間も含めてコミュニケーションの場とし、また敢えて行先も内緒にしてミステリーツアーにすることで一体感を醸成しました(笑)。

 

CAMPING OFFICE HAYAMAに着いたら、2チームに分かれてタープを設営しスピードを競いました。事前の設営方法なし、マニュアルなしでの設営ワークにしたので、自称アウトドア好きのメンバーも含めて苦戦。中には肩車をして設営時間を短縮するなど独創的な工夫をするチームもありました。その後、自分達で設営したテントの下で、お弁当を食べながら自己開示と相互理解を目的としたトピックトークを実施しました。テーマを変える際にチームメンバーをシャッフルしたので、この時点で参加者が既に大半のメンバーと対話を行うことができました。

 

トピックトーク後、おやつブレイクをはさんで夕方にはみんなでバーベキューを行いました。このタイミングで、本部長他メンバーが参加し、世代を超えて合流しました。その後、日が暮れ、赤くなる西の空の下、いくつかの焚火台を囲んで、思い思いに語り合う貴重な時間を過ごしました。

部署、年齢などさまざまな「立場」を超えたつながりが生まれる
部署、年齢などさまざまな「立場」を超えたつながりが生まれる_2

部署、年齢などさまざまな「立場」を超えたつながりが生まれる

---参加した社員の皆さんの反応もお聞かせください。

 

こちらの予想を上回る盛り上がりでした。例えばトピックトークでは1チーム5人程度、計4チームをつくって「わたしの子どもの頃は……」「わたしの実は……」といったテーマをもとに、自分に影響したことやチャレンジしたこと、失敗談や得意なこと、好きな時間ややりたいこと、今抱えているモヤモヤなど、いろんなことをざっくばらんに話してもらったのですが、参加者にとって初めましての人が多い状況の中で、どのチームも会話が弾んでいてトーク終了後も他のチームでどんな話題が出たか共有するといったシーンも見られました。当初参加予定のなかった事務局メンバーもお誘いを受け急遽参加し、盛り上がりました。

 

自分の考えていることや原体験などはとてもパーソナルな話題です。オフィスでの普段の会話ではなかなか取り上げにくいでしょうが、そういった話題を切り口に、質問し合い掘り下げていくことで相手をより深く理解でき、心理的安全性が高まったように感じます

 

「安心してなんでも話せる」という気持ちが参加者それぞれの心に少しずつ芽生えたからか、バーベキューが始まる頃には新入社員、MMリーダーや本部長も、年次の関係性などの垣根を一気にこえて会話できる雰囲気になっていて。趣味の話に花を咲かせるなど、良い盛り上がりを見せていました。
 

焚火を囲むひとときも、とても印象的でしたね。焚火台は4つ用意し、はじめはそれぞれ分かれて囲んでいました。でも気づいたら、自然とみんなが1つの輪になっていて。大自然の解放感、炎のゆらぎ、パチパチという音、薪の香りなどなど、焚火が持つ独特の効果が皆さんの心をゆったりほぐしたのではと思います。

ともに過ごした時間が「仲間意識」を醸成
ともに過ごした時間が「仲間意識」を醸成_2

ともに過ごした時間が「仲間意識」を醸成

---アウトドア研修をしてみて、どんな効果が見られましたか?

 

実施した直後の社内アンケートでは「一生の思い出に残る楽しい会でした」「今後も続けてほしいです!」といったうれしい感想が寄せられました。研修後、早速同じ趣味の仲間同士で一緒に出かけた、部署を越えて飲みに行ったという報告がありました。研修によって生まれたセレンディピティによって仕事以外の関係性を築くことにも貢献できたのではと感じます。

 

研修後に参加者から1on1の申し込みが増えたのも印象的でした。1on1自体は新人も含めて随時受け付けているのですが、今年は自主的な申し込みが多く、新入社員が気後れせずに先輩・上司に頼ることができるようになったのではないかと思います。5月下旬という、4月入社の新入社員にとって少しだけ緊張が抜ける時期に研修を実施できたことは、仕事に対する活力をチャージするのにも効果的だったのではないでしょうか。

 

また、参加した社員同士が社内で顔を合わせた時にごく自然に声をかけ合う、といったシーンもよく見られるようになりました。皆さん普段はそれぞれ異なる仕事に携わっていてオフィスフロアーも違いますし、リモート勤務の人もいますから、必ずしも毎日顔を合わせるわけではありません。だからこそ、顔を合わせると思わず声をかけたくなるのでしょう。いつもはバラバラだけれど、みんな「仲間」であるという意識が芽生えたのであればうれしい限りです。

 

通常であれば、新人と関係性を築くのには何ヵ月もかかるでしょうが、この研修の2日間にギュッと濃縮できたと感じます。年次や携わる仕事の垣根を超えてフラットな関係性を築けたことで、精神面で頼りになるだけでなく、実業においても活発に意見を交わし、三井物産ならではの「総合力」を発揮して、次のビジネスにつながることを期待しています。

グローバルに活躍するメンバーをワンチームに

グローバルに活躍するメンバーをワンチームに

---今回の実績を踏まえ、今後実施してみたいことなどありますか?

 

研修をやって終わり、ではなく継続性が肝心だと思います。今回の研修のフォローアップとして、来年2月頃に振り返りの機会を別途設ける予定です。寒いかもしれませんが、できればまた焚火をやりたいです(笑)。今回のような中規模の研修だけではなく通常業務をともにするチームなど小さな単位での実施も有効だと感じます。仕事上だけでは限定的になりがちなコミュニケーションのいいアクセントになるのではないでしょうか。

 

今回のアウトドア研修を通して、ファシリテーターの存在も大きいと感じました。トピックトークの進行中に何気なくお話しされるご経験やエピソードも私たちにとって新鮮で、たいへん刺激になりました。ファシリテーターさんが自然の中という環境を最大限生かしてくださったことが、研修効果の最大化につながったと感じます。

 

SPBSさんのアウトドア研修のプログラムは普遍的でポータブルだと思います。今回は新人研修での実施でしたが、今後は他の研修に取り入れることや、将来的には海外も含めたメンバーも入れて研修を実施する等、国内外で働く人材がone teamとなれるよう引続き活用していきたいと考えています。

 

 

---三井物産様、取材のご協力ありがとうございました!

 

>>アウトドア研修についてはこちら

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