2026年1月より、スノーピークビジネスソリューションズでは、組織開発に関する新たな取り組みとして「Business Team Culture Lab(BTCL)」を開始しました。
本ラボには、共同ラボ長として運営に携わらせていただいています。
第1期は、2026年1月26日から4月7日まで隔週のランチタイムで開催し、最終回には全社ミーティングにて研究発表を実施しました。参加メンバーは6名で、それぞれが自ら設定したテーマに基づき「自由研究」という形式で探究を進めました。
本稿では、本取り組みの背景および進め方、研究テーマ、得られた示唆について報告します。
研究テーマ① 内発的動機(自己決定理論)
本テーマでは、主体的な行動を促す要因として「内発的動機」に着目しました。
一般的なマネジメントにおいては、評価や報酬、指示といった外発的動機づけが用いられることが多い一方で、それだけでは持続的な主体性の発揮にはつながりにくいという課題があります。
そこで、自己決定理論をもとに「自律性・有能感・関係性」といった要素が満たされる環境づくりについて検討が行われました。
また、日常のマネジメントを振り返る中で、意図せず主体性を阻害している関わり方が存在する可能性についても議論され、関わり方の見直しが重要な論点として整理されました。
今後の展開
第1期は実証的な取り組みとして実施されましたが、本ラボの形式には一定の有効性が見られました。
今後は、「研究内容の整理および体系化・社内プログラムへの展開・外部企業との共創機会の創出」などを通じて、組織開発に関する取り組みを発展させていく予定です。
本取り組みを通じて、組織文化は、個人の問いと学びの積み重ねから形成される可能性が示唆されました。制度や仕組みだけでなく、現場の実践知をいかに共有・発展させていくかが、今後の組織づくりにおける重要な視点となると考えられます。
BTCLは、そうした知の循環を生み出す一つの試みとして、今後も継続していきます。