Microsoft 365とは何かと問われたら、皆さんはどう答えるでしょうか。WordやExcelといったOfficeアプリケーションが使えるサブスクリプションサービス? メールやチャット、スケジュール共有などができるグループウェア? そのように捉えている方が多いのではないでしょうか。
どれも間違ってはいませんが、私たちは、Microsoft 365の本質的な価値は"ビジネスに必要な要素が集約された企業活動のインフラであり、組織力を底上げするソリューション"であると考えています。
SPBSは2016年にスノーピークの子会社として誕生しました。その前身は1999年に設立したITコンサルティング会社です。設立以来、製造現場のシステムや企業のクラウド活用の提案を数多く手がけてきました。マイクロソフトのみならず、さまざまなクラウド商材を比較検討してきた過程で、2014年頃にはMicrosoft 365(当時はOffice365)に照準を絞っていました。
その決め手となったのは、米マイクロソフトのCEO交代です。なぜ? と思うかもしれませんが、重要な出来事でした。2014年に新CEOとなったサティア・ナデラ氏は、「クラウドの申し子」と呼ばれた人物。ビジネスツールで圧倒的なシェアを獲得しているマイクロソフトがクラウドに本気を出せば、他社は追随できません。クラウドへの本気度を象徴するかのように、マイクロソフトはOffice365の名称を、社名を冠したMicrosoft 365へと更新しました。
リモートワークが普及しクラウドが欠かせなくなった現在、Microsoft 365はなくてはならないビジネスインフラとなりました。そして、サティア・ナデラ氏のもとAI開発でも攻勢を強めイノベーションを起こし続けるMicrosoft 365は、利活用することで組織のDXを加速し、組織を活性化してくれます。