「WHYの合意形成」「プロセスの共有」ができて、「良好な人間関係」が構築された組織は、プロジェクトがうまくいく土壌があるといえます。組織の土壌づくりはとても重要ですが、難しくもあり、よい組織をつくるには施策が必要です。私たちは、“自然と、仕事が、うまくいく。”組織を目指し、これまで数々の取り組みを行なってきました。
ここではSPBSの社内施策の一部をご紹介します。
Vision Sharing Day (ビジョン シェアリング デイ)
「Vision Sharing Day」を年に1回、そして四半期ごとに「Short Vision Sharing Day」として報告会を開催しています。社長含め全社員が集まって会社のビジョンを共有するとともに、各事業部が事業報告やこれからの活動を発表するイベントです。会社のビジョンを共有する時間を設けることで、会社や各事業部がなぜそれをやるのか理解し、WHYの合意形成をすることができます。それにより、各々が抱えている業務と会社のビジョンがつながっていることを理解でき、目の前の業務やプロジェクトを自分ごと化することができます。
昼礼での気づきの共有
みんなが集まり、気づきやノウハウを共有する昼礼を毎日行なっています。
その中で「Microsoft 365コーナー」を設け、Microsoft 365を使っていて気づいたこと、もしくは困りごとなどをメンバー間で共有します。Microsoft 365を会社が導入しているからと、なんとなく利用するのではなく、どうしたらよりよく活用できるかを考え、アイデアを出し合っているのです。そうやってプロセスの共有をすることで、少しずつMicrosoft 365を浸透させてきました。
Communication Philosophy (コミュニケーション フィロソフィー)
良好な人間関係を築くには、社内のコミュニケーションが重要です。
私たちはさまざまなコミュニケーション手法を試す中で、コミュニケーションを円滑にするのに大切なフィロソフィーを確立してきました。それには3つのステップがあります。
(1)お互いの抱えている問題や事情といった背景を理解すること
(2)背景を理解した上でお互いの意見やアイデアを目の前に出し合うこと
(3)出し合った意見やアイディアの中から最適な選択を一緒に行うこと
決定までのプロセスを明確にして共有することでお互いを尊重でき、良好な人間関係が構築されていきます。これは、コミュニケーションの根幹にある考え方として、社員同士であってもお客さまに対しても大切にしているフィロソフィーです。