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ゼロからイチを生み出し、枕崎の未来へつなぐ
Camping Office osoto Makurazaki

ゼロからイチを生み出し、枕崎の未来へつなぐ 
Camping Office osoto Makurazaki

鹿児島市内から車で約1時間、薩摩半島の最南端・枕崎市にあるCamping Office osoto Makurazaki。近くには枕崎漁港があり、かつお節を製造する加工場が立ち並ぶのどかで自然豊かな環境です。地域とのつながりが深く、シェアオフィス・コワーキングスペースとしてはもちろん、地域のイベント会場として、次世代の人材育成や子どもたちの教育の場として、幅広く活用されています。 

 

運営するのは一般社団法人地域商社推進機構様。Camping Office osoto Makurazakiを拠点に、地域の関係人口創出をミッションに精力的に活動しています。その原動力はどこにあるのでしょうか。代表の下竹重則さんに話を伺いました。 

薩摩半島最南端の港まちにあるCamping Office osoto Makurazaki

薩摩半島最南端の港まちにあるCamping Office osoto Makurazaki

--- Camping Office osoto Makurazakiについて教えてください。

Camping Office osoto Makurazakiは、薩摩半島最南端の港まち枕崎にあるシェアオフィス・コワーキングスペースです。枕崎はかつお節の生産量は日本トップクラスを誇り、訪れる方には枕崎の駅を降りるとかつおを燻す香りがするとよく言われます。 

 

枕崎駅からは徒歩5分ほどというまちの中心部に位置し、斜向かいには市役所があります。普段はコワーキングスペースとして営業するほか、地域のイベントなどにも活用していただき、さまざまな人が訪れるまちの拠点となっています。 

 

特徴的なのは屋内スペースだけでなく、芝生が広がる屋外エリアがあること。ネット環境も整っていて、アウトドアでミーティングやイベントをしていただくことができます。 

まちの地域課題に取り組む拠点

まちの地域課題に取り組む拠点

--- 地域の拠点となっているんですね。

立地が良く市役所のすぐ近くということもあり、何かあればosotoに集まろうと言われるくらい、地域の方々から認知してもらえるようになりました。 

 

地域課題に取り組む拠点にもしたいと思っており、子どもたちが公平に教育を受けられる機会の創出に力を入れています。例えば、小中学生が無料で受けられる学習支援サービス「寺小屋」を週に2度、ボランティアで運用しています。また、各種検定や資格試験の会場となるテストセンターを併設しています。以前は試験会場が市内になく、子どもたちのチャレンジする機会を狭めないために必要だと考えました。試験を受ける前にコワーキングスペースで勉強することもできますし、テストセンターを訪れた際にosotoを見て、「こんな場所が地元にあるんだ」と、知ってもらう機会にもなっています。 

地域に生かされてきた恩返しがしたい

地域に生かされてきた恩返しがしたい

--- Camping Office osoto Makurazakiを運営する「一般社団法人地域商社推進機構」とは?

枕崎の関係人口創出をミッションに2020年5月に設立した法人です。枕崎は人が都会に流出し過疎化が進む状況下にありますが、関係人口を増やして地域経済を活性化し、若者が活躍できる場をつくれば、流出を抑制することができます。ここ最近はリモートワークが進み、地方にフォーカスが当たる時流もあり、追い風であると感じています。 

 

当初の法人名は「地域商社まくらざき」でしたが、事業が枕崎にとどまらず、近隣の市町村や他県に広がってきたため、2024年に入って「一般社団法人地域商社推進機構」へと社名変更しました。 

 

法人を立ち上げたのは、枕崎に恩返しをしたいという思いからです。私は20代で大病を患った過去があります。2年間をベッドの上で過ごし、生死をさまよいました。輸血もたくさんしていただき、多くの方のおかげで一命をとりとめることができました。 

 

この経験を経て価値観が一変し、自分はなぜ生まれてきたのか? なぜ生かされているのか? といったことを突き詰めるようになりました。枕崎に生まれ育ち、この地の恵みをいただいて生きてきたことへの感謝と、今度は自分が地域に何かを残したい、返したいという思いで活動しています。 

同じ未来を描くスノーピークビジネスソリューションズとのパートナーシップ

同じ未来を描くスノーピークビジネスソリューションズとのパートナーシップ

--- Camping Office osoto Makurazakiを立ち上げたのはなぜですか?

事業をしていく中で、もっと企業同士がつながり、人と人がつながって共創が生まれるような地域の拠点がほしかったのです。 

 

自分たちでつくるのであれば、特色があって他と差別化できる施設にしようと調べていた際に、Camping Office osotoを知りました。ホームページを見てみると、地域活性や地方創生にしっかりと目を向けていて、私たちが目指しているものと同じ方向を見ていると感じました。 

 

さらに、スノーピークの山井社長、スノーピークビジネスソリューションズの村瀬社長(現会長)の言葉に触れ、会社のビジョンを知るほどに、人を大切にしている会社であることが理解でき、ぜひパートナーシップを組みたいと思いました。お問い合わせをしてからは、とんとん拍子に話が進み、2021年春にCamping Office osoto Makurazakiをオープンしました。 

若手世代とともに地域課題に挑む

若手世代とともに地域課題に挑む

--- 地域の課題解決・産業創出のためにどんな取り組みをしていますか?

私たちは、地域おこし協力隊、学生インターンシップ、さらに学生が地域に暮らしながら、課題に取り組みプロジェクト学習を実践する「さとのば大学」の学生受け入れなどを積極的に行い、若い世代の活躍の場をつくりながら一緒に地域課題に取り組んでいます。

 

具体的な事業としては、ふるさと納税のサポート事業、パッションフルーツを試験栽培し地域資源のブランド化を目指す事業、空き家を利活用したゲストハウスの運営、移住者促進事業などさまざまです。行政と一緒に取り組んでいるものも多くあります。

 

最近は、地域にキャンプ場を誘致するために精力的に動いています。キャンプ場を作ることで、関係人口・交流人口が広がり、雇用も生まれる。地域課題をいろいろな面から解決できる有効な手段だと考えています。

取り組みを受け継いでくれる次世代を育てたい

取り組みを受け継いでくれる次世代を育てたい

--- 今後の展望があればお聞かせください。

Camping Office osoto Makurazakiは、地域に根ざすという意味ではだいぶ定着してきましたので、今後はさらに人と人が交流し仕事が生まれる機会をつくっていきたいです。

 

また、一般社団法人地域商社推進機構と社名を変えましたので枕崎のみならず近隣市町村や九州エリアなどで地域課題に取り組み、各地域で活動する地域商社を立ち上げていく構想があります。そのためにも、地域商社で事業をつくっていってくれる人材育成にも力を注いでいきます。

 

私はこれまでゼロからイチを生み出すことを得意としてやってきましたが、そのイチを10にも100にもしていくためには一緒に取り組む仲間が必要ですし、今後はぜひ次の世代に受け継いでいってほしいんです。今期は当法人にも新入社員が福岡と東京から入ってくれますし、みずから動いて、地域を盛り上げてくれる次世代を育てていきたいと思います。

一般社団法人地域商社推進機構
Profile

一般社団法人地域商社推進機構

代表

下竹 重則(しもたけ しげのり)氏

地域課題をビジネスで解決する社会起業家。
ピッパッで動く直感派!
他人の評価を気にする他人の人生ではなく、自分のやりたい事に突き進む自分の人生を歩んでいる真っ最中。

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