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組織開発につながるオフィス改善とは?コミュニケーションを生む空間づくり

組織開発につながるオフィス改善とは?コミュニケーションを生む空間づくり

「部署間のコミュニケーションが少ない」
「出社しても社員同士の会話が増えない」
「組織を変えたいけれど、何から始めればいいかわからない」
 

こうした組織の課題に対して、制度や研修だけでなく、働く環境そのものを見直すという方法があります。
 

職場のレイアウトや空間のつくり方によって、社員同士の関わり方は変わります。
どこで仕事をするのか、誰と顔を合わせるのか、どこで話すのか。

オフィスは、単に仕事をするためだけの場所ではありません。 
特にリモートワークやハイブリッドワークが広がった今、オフィスに集まることの意味や価値も変わりつつあります。
 

だからこそ、「出社する場所」ではなく、人が出会い、対話し、協働する場所として「出社する価値」を考えていくことが重要です。
 

本記事では、組織開発とオフィス改善の関係から、コミュニケーションを生みやすい職場環境づくりキャンピングオフィスの考え方まで解説します。

なぜ、オフィス改善が組織開発につながるのか?

組織開発というと、研修や1on1、サーベイ、制度づくりなどを思い浮かべる方も多いでしょう。

もちろん、これらは重要な取り組みです。
 

一方で、制度や研修を整えても、日常の職場で社員同士が関わる機会が少なければ、その効果や変化が定着しにくいことがあります。
 

そこで見直したいのが、社員が毎日過ごす「オフィス」という環境です。
 

例えば、給湯スペースでの何気ない会話、移動中のちょっとした相談、別部署のメンバーとの偶然の出会い。

こうした偶発的なコミュニケーションが、信頼関係をつくったり、新しいアイデアや協働のきっかけになったりすることがあります。
 

しかし、部署ごとに空間が分かれていたり、決まった場所で決まった社員だけが仕事をしたりするような環境では、こうした偶発的な接点が生まれにくくなることがあります。

レイアウトやオフィス家具の配置、導線といった空間のつくり方は、社員同士の関わり方に大きく影響します。

組織開発につながるオフィス改善の4つのポイント

オフィス改善で重要なのは、「おしゃれな空間をつくること」ではありません。 

「どのようなコミュニケーションを生みたいのか」から逆算して空間を考えることがポイントです。 

① 偶発的な会話が生まれる場所をつくる

会議や1on1のような予定されたコミュニケーションだけでなく、仕事の合間に生まれる自然な会話にも目を向けます。

例えば、共有スペースやカフェのような場所を設けることで、人が自然に顔を合わせる機会をつくる方法があります。
 

ただし、交流スペースを設置するだけでコミュニケーションが増えるわけではないので、「誰が、いつ、どのように使うのか」まで考えて設計することが大切です。

② 部署や役職を超えて話しかけやすい環境をつくる

部署ごとに空間が完全に分かれていると、他部署のメンバーと話すきっかけが生まれにくくなることがあります。
そこで、共有スペースを部署間の接点となる場所に配置するなど、人が自然に顔を合わせ、会話が生まれやすい環境をつくります。

こうした日常的な接点が増えることで、部署や役職を超えて互いを知る機会も生まれます。

その積み重ねは、安心して意見や疑問を伝えられる関係性をつくる土台にもなり、心理的安全性を支える一つの要素にもなります。

心理的安全性とは、立場や経験に関係なく、自分の意見や疑問などを安心して話せる状態のことです。
 

ただし、空間を変えるだけで心理的安全性が高まるわけではありません。
日頃のマネジメントやコミュニケーション、組織文化などと合わせて考える必要があります。
 

▶︎ 心理的安全性については、心理的安全性のつくり方|意識だけでなく、「場」から変えるの記事も参考にしてください。

③ 目的に応じて「場」を使い分ける

個人で集中して作業する場合と、チームで話し合いや議論を行う場合とでは、それぞれ適した環境が異なります。
 

  • ◾️ 一人で集中する場所

  • ◾️ 少人数で相談する場所

  • ◾️ チームで議論する場所


など、目的に応じた場所を用意することで、社員がその場面での仕事に合った環境を選びやすくなります。
大切なのは、「何を置くか」ではなく、「そこでどんな行動を生みたいのか」から考えることです。

④ 自然を取り入れ、五感に働きかける

木材や植栽などの自然素材を取り入れることで、無機質になりがちなオフィスの雰囲気を、リラックスできる空間へと整えることもできます。
こうしたリラックスできる空間は、自然な雑談やクリエイティブな発想を引き出し社員同士のコミュニケーションや関係性が高まりやすくなる効果も期待できます。

また、机を向かい合わせるだけでなく、焚火を囲むように車座に座るなど、キャンプギア(キャンプ用品)でしかできないレイアウトを導入することで、偶発的なコミュニケーションが生まれるきっかけをつくることもできます。
 

こうした工夫が、普段とは少し違った会話のきっかけになることがあります。

オフィス改善で解決したい組織課題

オフィス改善を「働きやすさ」だけでなく、組織の課題から考えると、目的が明確になります。
 

例えば、
 

◾️ 部署間の連携を強めたい

部署ごとの情報共有だけでなく、横のつながりを生みたい場合は、異なる部署の人が自然に交わる共有スペースなどが考えられます。
 

◾️ 社員同士の関係性を深めたい

仕事上の会話だけでなく、ちょっとした雑談や相談が生まれる余白をつくることで、相手を知るきっかけを増やせます。
 

◾️ 新しいアイデアを生みたい

異なる部署や専門性を持つ人が出会い、普段とは違う視点に触れられる場所をつくることで、新しい発想が生まれるきっかけになります。
 

◾️ 組織変革を日常に定着させたい

「もっと協働してほしい」と方針を掲げても、オフィスが部署ごとに分断されていれば、その行動は生まれにくいかもしれません。 
 

だからこそ、組織として目指す状態と、実際の職場環境が一致しているかを見直すことが重要です。 

オフィスだけではなく「制度・対話・空間」で考える

ここまで紹介したように、オフィスは組織開発を支える重要な環境の一つです。
ただし、オフィスを変えるだけで組織の課題が解決するわけではありません。
 

組織開発では、次の3つを組み合わせて考えることが大切です。

◾️ 制度
組織の方向性や仕組みを整え、一人ひとりの思考と行動を支える。
 

◾️ 対話
対話の機会や場をつくり、相互理解を深め、信頼関係を育む機会をつくる。
 

◾️ 空間
人が自然と集い、コミュニケーションや協働が続く環境をつくる。
 

例えば、研修で「もっと部署間で話し合おう」と気づいても、日常の職場で交流する機会がなければ、その変化を定着させることは難しいでしょう。
反対に、交流しやすいオフィスをつくっても、対話する文化や仕組みがなければ、期待したコミュニケーションが生まれないこともあります。

つまり、組織のコミュニケーションや協働を考えるときには、空間だけでなく、「どのように対話をつくるか」「どのような制度や仕組みが必要か」まで含めて考えることが大切です。
 

「土台となる空間をどのようにつくるか」

「どのように対話をつくり、関係性を育てるか」

「どのような制度や仕組みが必要か」


この3つがそろうことで、人と人との関係性が日常の中で育まれ、関係の質も一時的なものではなく、組織文化として定着しやすくなります。
 

▶︎ 組織における「関係の質」については、「関係の質」が組織を変える。心理的安全性だけでは足りない理由の記事で詳しく解説しています。

組織開発につながるオフィス改善の進め方

実際にオフィスを見直す場合も、いきなりレイアウトや家具を変更するのではなく、次の順番で考えると進めやすくなります。
 

STEP1.組織の課題を明確にする

「部署間の連携が少ない」「社員同士の会話が減った」など、現在の課題を具体化します。
 

STEP2.理想の状態を決める

「役職を超えて相談できる」「異なる部署の社員が自然に交流できる」など、実現したいコミュニケーションを明確にします。
 

STEP3.現在のオフィスを観察する

人が集まる場所、使われていないスペース、自然に会話が生まれる場所など、実際の使われ方を確認します。
 

STEP4.目的に合わせて空間を設計する

課題に合わせて、共有スペースやミーティングスペース、集中できる場所などを設計します。
 

STEP5.使いながら改善する

実際の利用状況や社員の声を確認し、オフィス家具の配置やスペースの使い方などを調整します。
 

オフィス改善は、一度の改装で終わらせるのではなく、組織の変化に合わせて継続的に見直すことが大切です。

キャンピングオフィスという選択肢

組織開発につながるオフィスづくりの一つとして、自然やアウトドアの要素を取り入れた「キャンピングオフィス」という考え方があります。
自然素材やキャンプギア、植栽などを取り入れながら、人が集まり、会話し、協働しやすい空間をつくります。

例えば、机を向かい合わせて会議をするだけでなく、焚火台を囲むように人が集まる。決められた座席で仕事をするだけでなく、その日の仕事やコミュニケーションに合わせて場所を選ぶ。

こうした環境の変化が、普段とは少し違ったコミュニケーションのきっかけになることがあります。

キャンプギアを活用したオフィス空間デザインについてのサービス詳細は、以下のリンクよりご確認ください。
オフィスから組織開発を|オフィス空間デザインのサービス

防災・BCP対策にもつながる「フェーズフリー」

さらに、可動性のあるアウトドア用品や、柔軟にレイアウト変更可能な空間は、組織開発だけでなく、防災や事業継続計画(BCP)対策の観点としても重要な要素となります。
BCPとは、災害や事故などの緊急事態が発生した際にも、事業を中断させない、あるいは早期に復旧させるための計画のことです。
 

ここで注目したいのが、「フェーズフリー」という考え方です。
フェーズフリーとは、日常と非常時を分けて考えるのではなく、普段から使っているモノやサービス、空間などを、非常時にも役立てるという考え方です。

例えば、可動性のあるキャンプギアであれば、働き方や人数に合わせて配置を変えたり、必要に応じて別の場所へ移動させたりできます。
平時は、会議室や食堂、フリースペースなどとして使い、非常時には状況に応じて移動させ、一時的な活動スペースを確保する、といった使い方も考えられます。

もちろん、それだけで防災対策やBCPが完結するわけではありません。
大切なのは、「平時の働きやすさ」と「非常時の対応力」を切り離さず、空間を柔軟に使える状態にしておくことです。

よくある質問

Q.オフィス改善だけで組織は変わりますか?

オフィスだけで組織の課題が解決するわけではありません。制度や対話の機会と組み合わせ、目指す組織の状態に合わせて空間を設計することが重要です。

Q.コミュニケーションを活性化するには何が必要ですか?

まず「どのようなコミュニケーションを増やしたいのか」を明確にすることです。そのうえで、共有スペースや少人数で話せる場所など、目的に合った空間を考えます。

Q.大規模なオフィス改装は必要ですか?

必ずしも必要ではありません。家具の配置やスペースの使い方を見直すことから始める方法もあります。現在のオフィスの使われ方を確認し、優先順位を決めることが大切です。

まとめ|オフィスを「組織をつくる場所」として考える

組織開発の視点からオフィスを考えるとき、大切なのは「どんなオフィスにするか」だけではありません。

どのような組織を目指すのか。
どのようなコミュニケーションを生みたいのか。
そのために、どのような空間が必要なのか。


この順番で考えることが重要です。

部署間の連携を強めたい、社員同士の距離を縮めたい、新しいアイデアが生まれる環境をつくりたい。
目指す状態によって、必要な空間は変わります。

そして、制度や対話と空間を組み合わせることで、日常の中から組織づくりを支える環境をつくることができます。

さらに、可動性のあるキャンプギアや柔軟なレイアウトは、フェーズフリーという考え方を通じて、平時の働き方だけでなく防災・BCP対策にもつながります。

オフィスを単なる「働く場所」から、人が出会い、対話し、協働することで組織の変化を支える場所へ。
組織開発を考える際には、毎日過ごす「空間」に目を向けることも、一つの選択肢です。

組織開発を、オフィスから考えてみませんか?

組織開発を、オフィスから考えてみませんか?

「組織のコミュニケーションを変えたい」
「部署を超えた協働を生み出したい」
「出社することに新しい意味や価値を持たせたい」


こうした課題に対して、オフィスという日常の環境からアプローチする方法があります。

スノーピークビジネスソリューションズでは、自然やアウトドアの要素を取り入れ、組織の課題や目指す働き方に合わせた、オフィス空間デザインを提案しています。
オフィスを、コミュニケーションや協働を生み、組織の変化を後押しする場所として捉え直してみませんか。

具体的な空間づくりやサービス内容、導入事例については、こちらをご覧ください。

▶ オフィスから組織開発を|オフィス空間デザインのサービス詳細はこちら
https://snowpeak-bs.co.jp/solution/human/office-space/sale

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