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【さぁ、そろそろ、焚火を囲んで話そう_Vol.32】
不確実性の中で、“ブレない軸”を持つ

【さぁ、そろそろ、焚火を囲んで話そう_Vol.32】
不確実性の中で、“ブレない軸”を持つ

スノーピークビジネスソリューションズ代表の坂田です。

このコラムでは、私たちの会社が大切にしている価値観や目指す未来について、みなさまにお伝えしていきたいと考えています。

読んでくださった方にとって、新たな「気づき」となり、日々の暮らしや働き方がよりイキイキとワクワクするものになれば幸いです。

近年、社会やビジネスの環境はかつてないスピードで変化しています。
テクノロジーの進化、社会構造の変化、気候や地政学リスクなど、
──変化のスピードは加速し、誰もが「予測不能な時代」を生き抜いていく必要があります。


そんな不確実な時代において大切なのは、外部環境に振り回されず、「ブレない軸」と「柔軟な枝葉」を併せ持つことではないでしょうか。

 

自然界の樹木が強い風が吹いても倒れないのは、幹がしなやかでありながら、深く根を張っているからです。

根が浅い木ほど環境の変化に脆く倒れてしまいますが、逆に深く張られた根を持つ樹木は、見えないところでしっかりと安定し、どんな嵐にも耐えられる力を持っています


組織も同じです。外からは見えない“根”となる価値観やカルチャーこそが、変化の波を乗り越えるための支えになります。

組織の“根”をつくるもの

組織の“根”をつくるもの

スノーピークビジネスソリューションズが提唱する「キャンピングオフィス」や「協働体験」の時間は、この“根”を育てるための投資となります。


焚火を囲み、自然の中で一緒にタープを張り、食事を共にする。

そうした原体験の中で、人と人との関係が深まり、組織としての“共通の感覚”が育まれていきます。

 

自然のなかで仕事について語り合うことで、「本当に大切なことは何か」という問いが、社員一人ひとりの言葉として自然に生まれます。


共通の体験は、単なる仲の良さを生むものではありません。

「私たちは何のために働いているのか」「私たちが向かうべき先はどこなのか」という根源的な問いに対して、お互いの理解を深める体験となります。

 

理念やビジョンへの共感を通じて、社員一人ひとりが同じ方向を向いていくことが、組織の“根の深さ”をつくっていきます。

 

ベクトルを合わせるということ

組織がバラバラな方向に動いていると、推進力は各段に弱まります。
たとえば、営業は短期的な成果を追い、開発は理想を追求し、管理部門はリスク回避を優先する
──

それぞれの判断は正しくとも、ベクトルが揃っていなければ、全体の進みは著しく遅くなってしまいます。


一方で、ミッション経営が強い組織は、明確な「なぜ(Why)」を共有しています。
社員一人ひとりが自分の仕事を「ミッションの実現のための一部」として捉えることで、自然とベクトルが揃い、組織全体が力強く前進します。

 

スノーピークの理念に「人間性の回復」という言葉があります。
私たちは、効率や合理性の追求の中で失われつつある“人間らしさ”を取り戻すために、自然と共に働くという新しいスタイルを提案してきました。


これは単にアウトドアを取り入れた働き方ではなく、「人間の本質に立ち返る経営」の実践でもあります。


理念やビジョンという“ブレない軸”があるからこそ、時代がどんなに変化しても私たちは迷わず進むことができる。

一方で枝葉では状況に合わせた柔軟性を持って対応していくことができます。

「なぜこの会社で働くのか」という問い

さまざまな企業で働く方々とお話しする中で、なかなか仕事に身が入らない、迷いがあるという方に、私がよくお尋ねする質問があります。

 

それは「なぜ、あなたはこの会社で働いているのですか?」という問いです。


この問いに即答できる人は、意外と多くありません。

しかし、この問いに向き合うことが、自分の存在価値を再確認するきっかけになります。

 

自分がこの会社にいる意味を自分の言葉で腹落ちさせたとき、人は使命感を持って働くようになります。
与えられた仕事をこなすのではなく、「自分がやる理由」が明確になることで、主体的に行動し、仲間のために力を発揮するようになります。


この内側から湧き上がるエネルギーこそが、組織を強くする“原動力”です。
ミッション経営とは、個人の内発的動機と組織の目的を一致させていく営みなのです。

自然の中で見つける「軸」

自然の中で見つける「軸」

不確実な時代においては、左脳だけを使って考えていても、答えが出ないことが多いのではないでしょうか。

だからこそ、私たちは「自然の中で考える時間」を大切にしています。
 

自然の中では、風や太陽の光、匂いや音など、常に変化し続ける状況の中で五感が刺激され、頭ではなく“感覚”で「本当に大切なこと」や「本質」が見えてきます。


焚火の炎を眺めながら、自分たちの仕事の意味を考えると、余分な言葉や理屈がそぎ落とされ、シンプルな本質にたどり着くことができます。

 

「自分は誰のために、何を届けたいのか」――。
この感覚的な気づきが、経営や組織づくりの“軸”を形づくっていきます。

 

これからの時代はますます、未来を予測し、計画どおりに進めることが難しくなっていきます。

重要なのは、変化を恐れずに柔軟な枝葉のように対応しながらも、自分たちの“ブレない軸”を失わないことです。
 

根を張るカルチャーがあり、そこに強く共感する仲間がいれば、どんな変化の風が吹いても、組織は力強く前へ進んでいく。

“根を張るカルチャー”の重要性は、現代においてますます高まっていると感じます。

 

スノーピークビジネスソリューションズは、自然との協働体験を通じて、企業が “ブレない軸”を持って進むための「根を張るカルチャー」を支援していきます。

坂田 真也(さかた・しんや)
Profile

坂田 真也(さかた・しんや)

代表取締役社長

2009年に入社し、システム営業部に配属され1,000社以上の製造現場を回り、システム提案及び導入支援を行う。​
2015年よりクラウドソリューション事業の責任者となり、コンサルティング業務を確立させ、顧客の様々な業務効率化や働き方改革を支援。
その後、ビジネスにアウトドアを取り入れたキャンピングオフィス事業の責任者や、スノーピークグループのDX支援を推進する責任者を歴任し、2024年に代表取締役社長に就任。

坂田 真也(さかた・しんや)
Profile 坂田 真也(さかた・しんや)

代表取締役社長

2009年に入社し、システム営業部に配属され1,000社以上の製造現場を回り、システム提案及び導入支援を行う。​
2015年よりクラウドソリューション事業の責任者となり、コンサルティング業務を確立させ、顧客の様々な業務効率化や働き方改革を支援。
その後、ビジネスにアウトドアを取り入れたキャンピングオフィス事業の責任者や、スノーピークグループのDX支援を推進する責任者を歴任し、2024年に代表取締役社長に就任。

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