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【さぁ、そろそろ、焚火を囲んで話そう_Vol.51】
4月のスタートダッシュは、“組織の土台づくり”で決まる

【さぁ、そろそろ、焚火を囲んで話そう_Vol.51】
4月のスタートダッシュは、“組織の土台づくり”で決まる

スノーピークビジネスソリューションズ代表の坂田です。

このコラムでは、私たちの会社が大切にしている価値観や目指す未来について、みなさまにお伝えしていきたいと考えています。

読んでくださった方にとって、新たな「気づき」となり、日々の暮らしや働き方がよりイキイキとワクワクするものになれば幸いです。

新年度は「空気が切り替わる」季節

3月の終わりは、どこか空気が切り替わるタイミングだと思います。
街を歩いていても、職場で会話をしていても、「新しい季節が始まる」という雰囲気を感じることが多いのではないでしょうか。

 

企業にとってもこの時期は大きな節目になります。
 

4月から新入社員が入り、異動や組織改編によってチームの顔ぶれが変わる。
新しいメンバーとの出会いには期待がある一方で、現場には小さな緊張感も生まれます。

 

多くの会社では、このタイミングで新年度の目標設定が行われます。
売上目標やKPI、事業計画を整理し、組織として進む方向を明確にする。
これはもちろん、とても大切なことです。

 

ただ、それだけではなく、「組織そのもの」に目を向けることも重要な要素だと思います。

成果を生むのは「チーム」である

目標は、紙に書けば整います。
数字やKPIも、計画として整理することはできます。

 

しかし、それを実行しきることには、さらに難しさが伴います。

そして成果を生むのは、個人ではなくチームです。

 

新しいメンバーが加わり、関係性が組み替わる4月というタイミングで、もしチームの土台が整わないまま走り出してしまうとどうなるでしょうか。

 

それぞれが違う理解を持ったまま動き始めてしまうと、同じ方向を向くように修正することに多くの時間がかかってしまいます。


結果として、前に進んでいるつもりでも、足並みが揃わないまま時間だけが過ぎてしまう。

こうした状態は、多くの組織で起きていることだと思います。

 

だからこそ、新年度のスタートダッシュを決めたいのであれば、目標設定と同じ熱量で、チームの関係性を整える“場”と“時間”を設計することが大切だと思います。

 

組織は、最初の数か月でその年の空気が決まることが多いです。
その意味で、4月というタイミングは非常に重要な季節だと感じています。

自然は、人と人の絆を強くする

自然は、人と人の絆を強くする

思い出してみると、私たちは子どもの頃から「自然の中で絆を深める体験」をしてきたのではないでしょうか。

 

小学校の頃、親子キャンプのような行事があった方も多いと思います。
あの時間は、単なるレクリエーションではなく、小学校という新しいステージに子どもが進むときに、親子の関係をあらためて深める機会でした。


これから始まる新しい生活の中で、さまざまなチャレンジや不安を乗り越えていく。

その土台となる関係性を親子でつくる時間だったのだと思います。

 

また、中学校に入ると、入学して間もなく林間学校のような行事がありました。
複数の小学校から集まった生徒たちが、一気に打ち解けていく。


テントを張ったり、食事を作ったり、自然の中で協力し合う体験を通じて、短い時間で絆が生まれていく。

そうした体験を多くの人がしてきたのではないでしょうか。

 

こうして振り返ってみると、人と人の関係を深めるために、古くから自然の環境が活用されてきたことに気づきます。

人との関係を深めるということは、子どもに限ったことではなく、ビジネスパーソンにとっても重要なことだと思います。

 

新しい組織が立ち上がるとき。
新しいメンバーが加わるとき。

 

そのタイミングで、チームの絆を深める時間を持つことは、とても重要です。

 

私たちスノーピークビジネスソリューションズが提供しているアウトドア研修は、まさにビジネスパーソンに向けて「絆を深める場」を提供する取り組みです。

 

キャンプという非日常の環境の中で、焚火を囲み、テントを張り、食事をつくる。
役職や立場を一度横に置き、互いに助け合う体験をすることで、チームの距離は一気に縮まります。

 

特に、新しい組織が生まれる4月というタイミングは、この体験が最も効果を発揮する時期だと感じています。

日常の中に「関係性が育つ場」をつくる

こうして生まれた結束を日常の中で育て続けるためには、働く環境も重要になってきます。

 

私たちが提案しているオフィスをキャンプ用品で空間デザインする「キャンピングオフィス」は、そのための取り組みのひとつです。

 

キャンプが持つ自然の温もりを感じられる空間。
会話が生まれやすいレイアウト。
偶発的なコミュニケーションを促す仕掛け。

 

“場”が変わると、人の振る舞いは変わります。
 

会話が増え、相談がしやすくなり、チームの距離が少しずつ縮まっていきます。

 

テクノロジーの活用も同じです。
私たちは「人からITを考える」という考え方で、Microsoft365などのツール活用も支援しています。

 

ただ、どれだけ優れたツールでも、チームの関係性が弱いと十分に活用されません。

一方で、対話ができるチームは、情報共有が進み、意思決定が速くなり、学びが循環します。

 

つまり、組織の土台が整っているほど、テクノロジーも力を発揮するのだと思います。

走る前に、靴紐を結び直す

走る前に、靴紐を結び直す

4月は、社会全体が前を向く季節です。
多くの組織が新しい目標を掲げ、スタートダッシュを切ろうとしています。

 

だからこそ、ただ走り出すのではなく、走る前にチームの靴紐を結び直すように、冷静に成功の要素へ目を向けることが大切だと思います。


目標設定と同じように、チームの結束をつくる時間を経営として意図的に確保すること。

その小さな差が、半年後、一年後の大きな差につながっていくと思います。

 

新しい春に向けて、目標だけでなく“組織”に目を向ける。
 

私たちは、自然の力とテクノロジーを健全に融合し、人間らしく働けるチームを増やすことで、真に豊かな世界を創っていきたいと考えています。

 

4月のスタートダッシュを、チームの力で決めていきましょう。

坂田 真也(さかた・しんや)
Profile

坂田 真也(さかた・しんや)

代表取締役社長

2009年に入社し、システム営業部に配属され1,000社以上の製造現場を回り、システム提案及び導入支援を行う。​
2015年よりクラウドソリューション事業の責任者となり、コンサルティング業務を確立させ、顧客の様々な業務効率化や働き方改革を支援。
その後、ビジネスにアウトドアを取り入れたキャンピングオフィス事業の責任者や、スノーピークグループのDX支援を推進する責任者を歴任し、2024年に代表取締役社長に就任。

坂田 真也(さかた・しんや)
Profile 坂田 真也(さかた・しんや)

代表取締役社長

2009年に入社し、システム営業部に配属され1,000社以上の製造現場を回り、システム提案及び導入支援を行う。​
2015年よりクラウドソリューション事業の責任者となり、コンサルティング業務を確立させ、顧客の様々な業務効率化や働き方改革を支援。
その後、ビジネスにアウトドアを取り入れたキャンピングオフィス事業の責任者や、スノーピークグループのDX支援を推進する責任者を歴任し、2024年に代表取締役社長に就任。

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