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幸福学の前野教授も驚いたアウトドア会議の効果とは? Vol.3

幸福学の前野教授も驚いたアウトドア会議の効果とは? Vol.3

アウトドア会議をビジネスに取り入れることで、どのような効果が得られるのか。

 

スノーピークビジネスソリューションズは、幸せを科学的に分析する幸福学の第一人者である前野隆司教授の協力を得て、多くの企業様に活用いただいているアウトドア会議の有効性を検証する共同研究を行いました。

 

前野教授にとっても驚くべきものだったという、今回の検証結果。あらためて見解をうかがうとともに、人間にとっての自然の存在意義やアウトドア会議の導入をすすめたい企業などについても、お話しいただきました。日本の企業と、そこで働くすべての人々の未来に役立つヒントがつまっています。ぜひ、ご覧ください。

エビデンスの検証

【調査内容】

 

屋内会議とアウトドア会議を実施した際に下記のアンケートを行い、収集したデータをもとに「感情」と、人間性を構成する「主体性・関係性・創造性」にあたえる変化を分析した。また、プログラム毎に効果の有効性も比較している。

関係性の向上

チームの一員と感じた人が77% 効果的なプロセスにより関係性が深まる

---関係性に関する効果についてはいかがでしたか?

 

関係性についても予想通り、高い数値が出ました。一緒にテントを組み立てたり、焚火をしたりするプログラムの中で、より良い人間関係を築けていることが見てとれます。

プログラムごとの効果

ここで興味深かったのは、提供する各プログラムの詳細な効果が数値でわかった点です。関係性の構築には、屋外会議や焚火トークが適しているなど、どの取り組みが何に有効か、結果に表れました。この結果を分析すればビジネス面では改善につながるでしょうし、研究面でも何をすれば幸せにつながるのかを考えるヒントを得たと思っています。

また、プログラムの順番もよく考えられていることに気がつきます。まずワクワクしながらテント設営に主体的に参加し、自分はチームの一員だと感じた後だからこそ、アウトドア会議で自分の意見を積極的にのべることができる。そして、焚火トークでリラックスして自己開示することで、関係性が定着していくプロセスが見えてきます。

前野隆司(まえの・たかし)氏
Profile

前野隆司(まえの・たかし)氏

慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科教授 
慶應義塾大学
ウェルビーイングリサーチセンター長兼務

1984年東京工業大学卒業、1986年同大学院修士課程修了。博士(工学)。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークリー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現職。日本機械学会賞(論文) (1999年)、 日本ロボット学会論文賞 (2003年)、日本バーチャルリアリティー学会論文賞 (2007年)などを受賞。専門は、 システムデザイン・マネジメント学、 幸福学、 イノベーション教育など。

前野隆司(まえの・たかし)氏
Profile 前野隆司(まえの・たかし)氏

慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科教授 
慶應義塾大学
ウェルビーイングリサーチセンター長兼務

1984年東京工業大学卒業、1986年同大学院修士課程修了。博士(工学)。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークリー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現職。日本機械学会賞(論文) (1999年)、 日本ロボット学会論文賞 (2003年)、日本バーチャルリアリティー学会論文賞 (2007年)などを受賞。専門は、 システムデザイン・マネジメント学、 幸福学、 イノベーション教育など。

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