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コミュニケーションの質と量をマネジメントし、
拠点を超えて一つになる組織づくりを(後編)

コミュニケーションの質と量をマネジメントし、
拠点を超えて一つになる組織づくりを(後編)

スノーピークビジネスソリューションズ(以下、SPBS)は、“自然と、仕事が、うまくいく”組織づくりをさまざまな面からサポートしています。これまで、数多くの企業様の組織づくりを支援してきた中で、複数拠点をもつ組織において、「拠点が増えるにつれて関係性が希薄になる」「拠点を超えて一体感のある組織にするにはどうすればいいか」といったお声をたくさん聞いてきました。

 

拠点間コミュニケーションは、私たちSPBSが初めて複数拠点を構えた際にも生じた大きな課題でした。課題解決にはどのような手段があるでしょうか。そもそもコミュニケーションを活性化することは組織にどんな価値をもたらすのでしょうか?このコラムでは、組織づくりとコミュニケーションについて一緒に考えてみたいと思います。(前編

離れた拠点同士をつなぐコミュニケーションツール「Conova」

離れた拠点同士をつなぐコミュニケーションツール「Conova」

ノンバーバルなつながりが関係性の醸成につながる

「Conova」は、離れた拠点同士をつなぐコミュニケーションツールです。そう聞くと、web会議ツールのようなものを想像するかもしれませんが、まったく別の発想で開発しています。スクリーンを90度の角度に設置し、超単焦点のプロジェクター2台を使って異なる拠点の映像を投影します。目の前にいるかのように等身大で立体的、かつ常時接続で拠点間をつなぎます。

 

面白いのは、「Conova」が生み出すコミュニケーションはアナログ的であるということです。例えば、オンラインでのコミュニケーションはweb会議でもメールでもチャットでも、言語でのコミュニケーションが基本となりますが、「Conova」は非言語コミュニケーションを生み出します。モニターの前を通りすぎるときに、ふと目が合ったり、すれ違いざまに会釈をしたり。常時接続された「Conova」から別拠点の雰囲気を感じ取ったり。こうした離れた拠点のメンバーの気配を感じ取ったり、存在を無意識に認知できることで生まれる、ノンバーバルなつながりが関係性の醸成にも良い影響をあたえます。

 

“巻き込まれコミュニケーション”が生まれる

“巻き込まれコミュニケーション”が生まれる

Conovaの周りに人が集まる

また、オンラインでのコミュニケーションは予定調和になりがちですが、「Conova」の場合、たまたま居合わせたもの同士で雑談がはじまったり、目に留まったのでちょっと声をかけてみるといった、同じオフィスにいるかのような自然なコミュニケーションを生み出します。さらに、モニター越しに1対1で会話していると周りに人が集まってきて、誰かが誰かを紹介するといった、“巻き込まれコミュニケーション”が生まれることも。空間ごとつなぐことをコンセプトにしている「Conova」らしい現象です。

「Conova」の特性を活かす活用術

「Conova」の特性を活かす活用術

偶発的なコミュニケーションでつながろう

「Conova」は拠点間をつなぐユニークで優れたツールですが、特徴を最大限に生かすには施策も必要です。ポイントは、いかに偶発的なコミュニケーションを生み出すかということ。

 

SPBSでは、岡崎本社の1階と2階をつなぐ「Conova」、さらに岡崎本社と親会社であるスノーピークの東京オフィスをつなぐ「Conova」を設置しています。岡崎本社の1階はコワーキングスペースになっていますが、ドリンクサービスエリアに「Conova」を置き、休憩にふらっと立ち寄った人がモニター越しに雑談するシーンが生まれる工夫をしています。

「Conova」をオフィスの入り口付近に設置するのもおすすめです。入り口付近は人の出入りが多いため、すれ違いざまのコミュニケーションが生まれやすくなります。

 

また、SPBSでは中途入社の社員が集まって行う社員研修を実施していますが、研修後は各自の拠点に分かれて業務を行うため、研修で生まれた関係性は時間とともに薄れてしまいがちです。しかし、「Conova」があることによってモニター越しにあいさつを交わしたり、相手の存在を意識することで心理的な距離が近づきます。

社内ですれ違った人とあいさつしたり、にこっとしたり、ぺこっとおじきしたりするように、Conovaの前でも「にこぺこ」すると、継続的につながりをつくっていくことができます。

 

どれだけテクノロジーが進化しても、人と人が関係性を築くにはアナログなコミュケーションは欠かせません。便利なITツールと併用しながら、デジタル変換できないアナログな部分を「Conova」が補うことで、物理的な距離を超えた一体感を醸成することができます。

 

 

 

本記事では、拠点間コミュニケーションをテーマに、仕事がうまくいく組織づくりの考え方や取り組みをご紹介してきました。

SPBSでは、「Conova」の導入支援だけでなく、「Conova」による拠点間コミュニケーションのマネージメントも含めた、組織の「良好な人間関係」構築を支援しています。社内のコミュニケーションを活性化させたい、社内エンゲージメントを高め生産性を向上させたい、といった課題をお持ちの方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。

 

>>『Conova』について詳しくはこちら

 

 

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