お問い合わせ・資料
3分で読了

【イベントレポート】8/3開催
「~デジタルとリアルの中間点~
Conovaから始まる、つながりの新しいカタチ」

【イベントレポート】8/3開催 
「~デジタルとリアルの中間点~ 
Conovaから始まる、つながりの新しいカタチ」

2023年8月3日、空間をつなぎ人と人をつなぐコミュニケーションツール『Conova』の提供開始に伴い、スノーピーク東京本社(HQ3)で「~デジタルとリアルの中間点~ Conovaから始まる、つながりの新しいカタチ」を開催しました。 
 

Conovaの紹介に始まり、本サービスのビデオ通話機能を支えるNTTコミュニケーションズ様を含む複数社のトークセッション、参加者同士の対話ワークを東京と愛知をつないで実施いたしました。 

この場を借りて、ご来場の皆さまに心より御礼申し上げます。 

 

今回は、そのイベントの様子をレポートいたします。

Conovaのご紹介

Conovaのご紹介

今回リブランドをリリースした「Conova」について、担当の伴よりご紹介させていただきました。 

 

Conovaというサービスは、離れた距離にある拠点をつなぐことで、人と人がつながる場所を作ることを目的としています。 

前身の「インタラクティビジョン」から培ってきたベースの機能は踏襲しながら、スノーピークビジネスソリューションズ(以下、SPBS)が提案する「キャンピングオフィス」と同じように、「人と人が自然につながりあう場所」という新しい概念を提唱しました。 

Conovaが提供するのは、単なるデジタルツールではなく、人と人がつながるためのプラットフォームであり、その場所を作るプロセスをデザインします。 

 

Conovaには、都市と地方、地域と地域といった枠を超えて、現在のような地域の格差や一極集中に対する問題解決に貢献できる可能性があると考えています。そして、皆さんのアイデアや提案次第で更に発展していくと期待しています。 

トークセッション「Conovaの可能性を広げる」

トークセッション「Conovaの可能性を広げる」

トークセッションでは、NTTコミュニケーションズ様とSPBSによる、<この場>からつながりの新しいカタチを考える対話が繰り広げられました。 

 

【登壇者】 

(東京側) 

・NTTコミュニケーションズ株式会社 プラットフォームサービス本部 SkyWay推進室 プロダクトマネージャー 二井実奈子様 

・株式会社フューチャーセッションズ 上井雄太様(モデレーター) 

(愛知側) 

・株式会社スノーピークビジネスソリューションズ WIS事業部 部長 清水崇弘 

■Conovaが生まれたきっかけ

上井氏: 

Conovaを開発したきっかけや、どのようにして生まれたのかについて教えてください。 

 

清水: 

Conovaの開発きっかけは、SPBSの前身であるシステム会社が、名古屋に新しい拠点を作ることが決まったことから始まります。この拠点をつくる時に、社員同士の関係が薄れてしまうのではないかという課題が浮上しました。 

そこで、社員同士の関係性を維持するためにウェブ会議ツールを使って同じ拠点で働いているかのような空間を作ることを試みたのです。しかし、実際のウェブ会議ツールでは、思ったほどの効果が見られず、独自のプロトタイプを作成することにしました。 

そのプロトタイプを通じて、このシステムに必要な三つの要素を見出しました。それが、等身大に映るビジョン、立体的な角度、そして常時接続であることです。この三つの要素を用いることによって、社員同士が同じ拠点で働いているかのような関係性を維持できるようになりました。 

 

>>詳しい開発秘話はこちら

■Conovaの仕組の工夫について

上井氏: 

Conovaを開発する上での課題などありましたか?秘話などがあればお聞かせください。 

 

清水: 

Conovaは、ウェブ会議ツールとの大きな違いの一つとして、没入感や臨場感の表現を重視しています。従来のウェブ会議ツールは、画面が小さく、枠やロゴなどがあることで没入感が減少してしまいますが、Conovaは画面構成をカスタマイズできる自由度が高いNTTコミュニケーションズさんの「SkyWay」を採用することで、質の高いコミュニケーションを実現できています。そのため、会話以外の視覚的なコミュニケーションが重視され、五感を表現することで、同じオフィスで働いているかのような臨場感を提供できます。 

 

二井氏: 

通話相手の置かれている環境・状況が見えるため、お互いのコンテクストをより深く理解しながらコミュニケーションができる、という点もウェブ会議ツールとの大きな違いですね。一体感や共感を生み出すことができるため、従業員同士の関係性を維持する上で重要なツールになるのではないでしょうか。 

■Conova × SkyWay

上井氏: 

なぜSPBSさんとNTTコミュニケーションズさんが一緒に取り組んでいるのですか? 

 

清水: 

Conovaは一見デジタルツールのようですが、私たちが実現したかったのは、アナログのコミュニケーションをいかにデジタルで表現するかというチャレンジなのです。 

NTTコミュニケーションズさんはSkyWayにおいて「デジタルの力で、心の温度を感じ合える世界。」と掲げられていて、まさにそのビジョンが我々の想いと一致すると感じました。 

 

二井氏: 

SkyWayは映像や音声のコミュニケーション機能を提供していますが、私たちが目指す心の温度を感じ合える世界は、お客様が製品としてSkyWayを活用されることによって実現されます。
<この場>を作るだけでなく、サービスの使い方をユーザーさんと一緒に創ることで想いを実現するConovaのスタンスは、SkyWayの目指す姿とも非常に似ていると思いました。
SkyWayはそれ単体で存在しているだけだと何も生まれませんが、Conovaがそのユーザーさん達と一緒にコミュニケーションの形を創ってくださることで、私たちもビジョンで掲げる世界に近づけるのです。

■Conova活用事例

ここでは、2社の活用事例を紹介させていただきました。 

事例については以下でもご紹介しています。 

 

・清水建設株式会社 北陸支店様 

https://snowpeak-bs.co.jp/case/5 
 

・フラー株式会社様 

https://snowpeak-bs.co.jp/case/7 

参加者対話「Conovaの使い方を拡げる」

参加者対話「Conovaの使い方を拡げる」

Conovaの紹介やトークセッションを聞いて、参加者の皆さまConovaについてどのように考えるのか、少人数のグループに分かれた対話を行いました。 
 

テーマ:「Conovaを、どんな時に、どう使ってみたい?」 

 

・海外拠点とつないでみたい 

・病院や介護施設に置いてみてはどうだろう 

・事務所間で忘年会や新年会ができそう 

・店舗同士の連携がとれるのでは 

・週替わりで多拠点とコミュニケーション 

・学生さん向けのバーチャルオフィスツアー 

などなど

 

和気あいあいとした雰囲気の中、たくさんのアイデアを発散していただきました。 

最後に

最後に

今回のイベントは参加者の皆さまのご協力もあり、あたたかい雰囲気の中イベントを終えることができました。 

Conovaのコンセプトどおり<この場所>をつくっていくことについて、皆さまと一緒に考えることができ、これからの可能性を感じるとともに、今後も盛り上がりが期待できることを確信しました。 

Conovaはまだ成長を続けるツールです。今後も多くの方からアイデアやアドバイスをいただきながら育て、人と人をつなぐ場を提供してまいります。 

この記事をシェア
お役立ち資料 お問い合わせ